東芝は電子書籍リーダー『BookPlace MONO』を4月中旬に発売します。なお、本日から電子書籍ストアー『BookPlace Cloud Innovation』がオープン。AndroidおよびiOSアプリで利用可能です。
BookPlace MONOのおもなスペック
ディスプレー | 6インチ電子ペーパー(758×1024ドット、212dpi) |
ストレージ | 4GB(マイクロSDHC対応) |
通信 | IEEE 802.11b/g/n |
サイズ/重量 | 110(W)×9.9(D)×170(H)mm/180g |
対応ストアーは本日開店した『BookPlace』のみ。ディスプレーはピンチイン・アウトに対応し、正面にはホームボタンを装備。充電はマイクロUSBで行ない、フル充電から約8000ページぶん画面切り替えが可能。
音楽再生機能はないが、夏頃サービス開始予定の電子書籍の音声読み上げ機能に対応しているため、3.5ミリのイヤホンジャックも備える。
単体販売は行なわず、端末といっしょにストアーで使えるポイント、“静かなるドン”や“ガラスの仮面”などの同タイトルの電子書籍を20巻前後まとめた“まとめ買いセット”(静かなるドンの場合、20巻ぶんで通常9460円)となる。バリエーションは以下の通り。
・端末+名作どれでも1セット 1万3900円(2013年5月10日まで、9800円)
・端末+名作どれでも2セット 1万9800円
・端末+名作どれでも3セット 2万4900円
・端末+3万ポイント(1万ポイントのチケット3枚) 3万円
ストアーイメージ |
電子書籍ストアー『BookPlace』は新たに始まったサービスで、同社のノートPCなどにプリインストールされている現行の『BookPlace by BookLive』とは別のもの。
また、旭屋書店、戸田書店、有隣堂、LIBRO BOOKS、DIRECT SHOPといった全国201店舗で300ポイントぶんのしおり型クーポンを配布する。しおりに記載されたクーポン番号を入力して新規会員登録すると、ボーナスポイントだけでなく、しおりをもらった店を“行きつけ書店”として登録できる。“行きつけ書店”を登録すると、その店舗の最新情報をどの端末からもチェックできる。
AmazonのKindleや、AppleのiBookstoreなどさまざまな端末やサービスが出てくる中、後発の東芝がどのような施策を展開していくのか注目だ。
●関連サイト
東芝
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