ノートに手書きでさらさら書き込めるAndroidアプリがイカス！

2013年04月04日 12時00分更新

Noteanytime

『Note Anytime β版』
作者：MetaMoJi Corp.
バージョン：1.0.0.0
対応OS：4.0以上
Google Play価格：無料
（バージョンと価格、対応OSは記事掲載時のものです）

　その使い勝手の良さから、手書きノートアプリの定番ともいわれる『Note Anytime』に、待望のAndroid版が登場した。公開されているβ版は4月30日まで無料で利用できる。フル機能が使えるため、気になっている人は是非、4月中に試してみるといいだろう。気になる点を報告すると、製品版までに対応してくれる可能性もある。


インターフェースはほかのOSと同じ

　インターフェースはiOSやWindows8ストア版と同様、円状に配置されたランチャーを必要な時だけタッチして機能を選んだり、画面上部にアンドゥーやメニューボタンが配置されるというもの。


線の調整


傾き具合もシミュレート

　線の太さや色、タッチ具合などは細かく調整でき、ペンタイプは傾き具合など実際のペンのように再現可能。書いたあとの線の具合を確認しながら調整できるので、好みの線に素速く変更できる。また、『Note Anytime』シリーズの魅力のひとつでもあるカリグラフィーペンも利用可能だ。


さらさらとメモを書いていく

　ひととおり作業に慣れたらあとはタッチ操作で書き込んでいけばオーケー。反応も良く、紙のメモ帳に近い感じでスラスラと書き込めるのがイカス！


テキストも入力可能

　筆者は字が汚いことに定評があるが、『Note Anytime』ならテキストボックスをつかって文字入力が可能。手書き部分と組み合わせてテキスト入力ができ、あとから読めないという心配もない。


JPEGへ書き出し

　作成したページはNote Anytime形式で保存できるほか、JPEGイメージにしてほかのアプリからも確認できる。メールなどに添付すればほかのユーザーも閲覧可能だ。


イラストや写真を配置


大きさも自由自在

　手書き以外にも、あらかじめ用意されているイラストテンプレートや、端末で撮影した写真も取り込むことができ、配置したイラストや写真は拡大縮小、回転など、自由に行なえる。好きなようにレイアウトしよう。


PDFの読み込みに対応


PDFを手書き編集

　また、ノート作成時にはPDFファイルの読み込みも対応。資料としてもらったPDFを下敷きにして修正を書き込んだり、文字校正に使うなど、さまざまな用途に活用できる。


ノートの種類も豊富

　デフォルトのノート自体は無地のほか、罫線や方眼など30種類以上も用意されており、ビジネスから教育、プライベートまで幅広く使えるのがいい。

　Androidタブレットにインストールし、スタイラスペンを組み合わせると、さらに使いやすさがアップ。iOS版と違ってPDF書き出しに対応していないのが残念ではあるが、Note Anytime形式で保存したファイルはiOS版、Windows8ストア版とも互換性があるので、手持ちのAndroidスマホで軽くメモっておいてからiPadに転送し、きれいに再編集する、なんて使い方は可能だ。



※筆者は絵心がないため写真はイメージです。

　数日間β版を使用してみたところ、使用中にアプリが落ちてしまうこともあったが、現状のAndroid用手書きノートアプリでここまでスラスラと書き込めるものはほかに見当たらない。正式版のリリースに期待しつつ、まずはこのベータ版で、本アプリの実力をチェックしてみよう！

（編集部注：Note Anytimeの‟書き心地”については、端末に非常に大きく左右されるほか、ユーザーが貼った液晶保護シートとの相性もあります。Android端末すべてに同じ書き心地を求めることは、難題だということは覚えておくといいかもしれません。）

『Note Anytime β版』
作者：MetaMoJi Corp.
バージョン：1.0.0.0
対応OS：4.0以上
Google Play価格：無料
（バージョンと価格、対応OSは記事掲載時のものです）
※Android端末は多くの機種・バージョンがあるため、特定の機種によっては誤動作・不具合などが発生する可能性があります。必ずご使用の機種で正常に動作することをご確認ください。