NECアクセステクニカは、“μ(マイクロ)SRアンテナ”や“μ(マイクロ)EBG”といったNECの先端技術を搭載し、新規格802.11acに対応した無線ルーターを発売する。
最上位の『AtermWG1800HP』はアンテナを3つ搭載し、5GHz帯の転送速度が最大1300Mbps、2.4GHz帯が450Mbpsを実現。価格は1万9800円前後。1台をイーサーコンバーターとして利用できる2台セットの『AtermWG1800HP/E』が3万5000円前後。アンテナが2つの『AtermWG1400HP』は、5GHz帯の転送速度が最大867Mbps、2.4GHz帯が450Mbpsで、価格は1万6000円前後。1台をイーサーコンバーターとして利用できる2台セットの『AtermWG1400HP/E』が2万9800円前後。いずれも4月初旬発売予定。
AtermWG1800HP |
AtermWG1400HP |
価格2万3000円前後のUSB子機とのセットモデル『AtermWG1400HP/U』と、価格9000円前後のUSB子機単体の『AtermWL900U』は、5月中旬発売予定だ。
AtermWL900U |
本製品は、NECが独自に開発した“マイクロEBG”を世界で初めて採用。“マイクロEBG”は、特定の周波数のノイズのみをカットできる直径約3ミリの人口媒質。アンテナ付近に搭載することで、内部を伝搬する不要ノイズを遮断し、アンテナの受信感度が従来製品より最大で約10倍に向上するとしている。
同じくNECが独自に開発した米粒サイズと小型の“マイクロSRアンテナ”を採用したことで、従来製品と比較してアンテナ占有面積が88%削減され、小型化が実現されている。
また、市販の無線LANルーターでは初めてIPv6ルーター機能に対応。NTT東日本、NTT西日本が提供する“フレッツ光ネクスト”のIPv6インターネット接続も利用可能だ。
QRコードを読み取りカンタンにスマホなどを接続できる“AtermらくらくQRスタート”やボタンひとつでノートパソコンを接続できる“らくらくスタート”が利用できるのは従来製品どおり。
訪問者が一時的にインターネット接続可能なSSID“ゲストSSID”機能をAtermシリーズで初搭載し、高速性のみならず高い利便性も考慮されている。
■関連サイト
NECアクセステクニカ
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります