『Actions for iPad』
バージョン:1.0.2
App Store価格:350円
(バージョンと価格は記事作成時のものです)
キーボードショートカットは覚えきれないし。メニューをたどるのも億劫。てなときにオススメなのが『Actions for iPad』だ!
ワンタッチでショートカットを実行 |
Actionsは、専用のPC向けソフト『Actions Server』(無料)をインストールしたマシンと連動し、WiFi経由でPCのキーボードショートカットをワンタッチで実行できるアプリ。
例えば今この記事を、Macの『mi』というテキストエディターで書いているんだけど。文字数を確認するには“編集”メニュー→“テキストカウント”をクリックするか、キーボードショートカットで“コマンド+シフト+U”を押す必要があるのね。けどActionsならワンタッチで文字数を確認できる!
個人的に嬉しいのはPCのキーボードの劣化を防げる点。Actionsを使うと、PCで書いているファイルの“保存”もiPadで行なえる。頻繁に押すキーはActionsで押せば痛めることはない。
まずはPC向けソフトをダウンロード |
準備は簡単。まずは開発元(関連サイト)からPC向けソフトをダウンロードし、起動する。
起動してOSを選択 |
ネットワーク内のPCを選択 |
4桁の数字を入力 |
次にActionsを起動し、OSの種類を選択したら、画面左上をタップ→さらに画面型アイコンをタップし、一覧の中から先ほど専用アプリをインストールしたPCの名前を選択する。続けて表示された4桁の数字をPCに入力すれば準備完了。以後毎回自動的に接続してくれる。WindowsとMacで使い分けられるのもグッド!
Chromeなどははあらかじめ登録されている |
どんな操作をするか設定 |
ショートカットで操作したいPC側のソフトはどんなものでもオーケー。どのソフトでどんな操作をしたいかを設定する必要はあるけど、Chromeなど主なソフトのショートカットはあらかじめ登録されているので、ソフト名を選択するだけでスグに使える!
ちなみにPCにインストールしたソフトがうまく表示されない場合は、PC向けソフトを再起動するとうまく反映されるよ。
3本指の左右スワイプでソフト切り替え |
ラクチンなのは、iPadとPCが自動で連動する点。どちらか一方をソフトAの画面に切り替えると、もう一方もソフトAの画面に切り替わる。なので「今どのソフトを使っているか」を気にする必要はなく「なにをしたいか」さえ意識すればオーケー。その感覚は、まるでiPadがPCの一部になったかのよう。作業がはかどる!
Actionsでソフトを切り替える場合、通常は左上隅をタップ→上部の四角い枠から選択という手順なんだけど。画面全体を3本指で左右にスワイプすると、前後に配置したソフトをすばやく開けて便利。
ショートカットをiTunesでバックアップ |
せっせとカスタマイズしたショートカットは、iTunes経由でバックアップ/復元できるので安心。操作は手動だけど、これは助かる。
今後に期待したいのは以下の2点。まずPC側のソフトを切り替えるための上部の四角い枠が、ソフト名のみでわかりにくい。ソフト選択時はアイコンが表示されるのだから、ここはぜひ改善して欲しいところ。また、保存や終了など、多くのソフトに共通のショートカットは、ソフトをまたいで使えたら便利だろうなー。
「キーボードから手を離さずにすべての操作を行なう」のも美しい。けど、せっかくiPadを手に入れたのであれば、iPadを第3の入力装置として使ってみるのもおもしろいんじゃない?
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『Actions for iPad』
バージョン:1.0.2
App Store価格:350円
(バージョンと価格は記事作成時のものです)
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