インテルのコアiシリーズに押されて、なんとなく元気がないAMDのCPU。「自作といえばAMD」と考えるAMD信者としては負けていられないですよね!
初代Pentium時代から、自作CPUでインテルのライバルと言えばAMD。優れたコストパフォーマンスで人気が高く、処理性能でインテルを上回ったこともありました。しかし、Core2時代からインテルに引き離されつつ、最大8コアのAMD FXシリーズも、処理性能も消費電力もCore i7に劣ることが多く大苦戦。
最近では、PC自作といえばインテルの話ばかり……AMD派としてはお酒を飲まなければやっていられません。
インテル自作が多いよね…… |
↑PC自作といえばインテルというここ最近、思わず酒量が増えてしまうAMD派。もっと自作で冒険したいのよね。 |
とはいえ、ミドルレンジ~低価格帯ではまだAMDが輝いております! インテルの超小型ベアボーンであるNUCは、処理性能はそこそこですが3Dゲームのプレーはやや厳しめ。
しかし、AMDのA10-5800KシリーズでミニITX PCを自作すれば、ゲーム性能はAMDの圧勝。GPUコアの優れた性能を生かして、グラボなしでもNUCの最大2倍以上のスコアーをたたき出します。サイズはやや大きい(というかものすごく大きい)ですが、気にしてはいけません。
小型(?)PCでNUCに対抗だっ |
↑ミニITXマザーとケースでNUC対抗PCを自作。拡張性まで欲張ったらなんか大きくなったけど気にしないぜ。 |
モンハンベンチは1.5倍! |
PSO2ベンチは2倍以上高速! |
さ・ら・に! A10自作ならグラボも増設可能。A10の内蔵グラフィックとRADEON HD6~7000番台のグラボを組み合わせればデュアルグラフィックス機能でさらに処理能力を向上できるんですぞ。
そろそろ第二世代のAシリーズAPU“Richland”(開発コードネーム)も発表予定で処理能力はさらに向上、年内にはGPUコアが一新される第三世代の“Kaveri”も発表予定と、ミドルレンジ帯のAMDは元気いっぱい。先日発表されたPS4も含めると、ゲーム機もAMDの天下ですよね。
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