テックスミスは2月27日、キャプチャーアプリの最新バージョン『Snagit (スナグイット)11』を発表した。機能強化されているにも関わらず、前バージョン(5700円)の半額以下となる2800円で、本日より発売を開始する。
Snagit11は、機能を選んでキャプチャーボタンを押すだけで、誰でも簡単に画面キャプチャーができるパソコン用アプリ。
メイン画面 |
↑目的のプロファイルをクリックして、右下の赤いカメラボタンを押すだけと、とてもわかりやすい。タイマー機能や境界線付きでのワード文章挿入にも対応している。 |
キャプチャー方法も全画面だけでなくウインドー部分のみ、メニュー部分のみ、フリーハンド選択といった細かい指定ができ、スクロールキャプチャー機能を使えば、ウェブページのまるごと保存も可能となる。
キャプチャーの種類もさまざま |
↑メニュー部分のみ、フリーハンドなどもあり、背景は透過で保存される。 |
タイトルバーの透明度も変更可能 |
↑タイトルバーの背景消去可能。フリーハンドキャプチャーなどの場合、範囲外の色はデフォルトで透明になるが、任意の色も自由に選べる。 |
拡大表示で位置決めがしやすい |
↑範囲指定の際にドットレベルの拡大表示をしてくれるため、一発できれいにキャプチャーできるのがいい。また、範囲外の画面はモノクロで表示されるのでわかりやすいのも◎。 |
以下、実際に『Snagit11』を使って週アスPLUSのトップページを全画面キャプチャー→エディターが起動→内容確認後、新しいOffice(2013)に張り付けるまでの流れを映像化してみた(注:『Snagit11』のウェブキャプチャーの動きを撮影する際は、同社製の別製品『Camtasia(カムタジア) Studio 8』を使って録画した)。
Snagitでウェブサイトを全画面キャプチャー
ワードやパワーポイントと連携 |
↑キャプチャーした画像は同梱の編集アプリ『Snagit 11 Editor』で自動的に開く。画像はそのままワード文章に張り付けたり、パワポに張り付けられる。 |
操作手順など、動画でのキャプチャーもラクラク |
↑WMPを再生させながら、パワポの画面上での動きを動画でキャプチャー。撮影した画面はエディターで再生確認後、そのままYouTubeにアップロードできる。 |
プレゼン資料の作成など、ビジネス用途で使いやすいOffice連携機能のほか、メールソフトを起動して送信したり、Twitterやfacebook投稿にも対応した。
フリーソフトやアドオンなどで、個別に提供されているものを集めて用途に合わせて使い分ければいいという考え方もあるが、環境によってはウェブのレイアウトがガタついてキャプチャーされたり、連続利用すると機能がストップして寄付を求められたりと、結構ストレスがたまることもある。『Snagit 11』には、あらゆるキャプチャー方法がわかりやすくまとまっているため、誰でも手間なく画面撮影ができるようになる。
撮影した画面キャプチャーを、ナレーション付きのプレゼン資料にしたり、任意の音楽を組み合わせたりといった、より強力な動画編集をしたいなら、Snagitとの連携機能のある最新版画面録画・ビデオ編集ソフト『Camtasia Studio 8』(価格2万6300円、同日発売)もおすすめだ。
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