スマホで操作できるラジコンカー『UTICO GTシリーズ』。単なるラジコンならそう珍しくもないのですが、この製品の最大の特徴であり、かつ、最も惹かれる点は、ナノブロックと同じブロックを使って車の外観を自由にカスタマイズできるところでしょう。なにを隠そう、筆者は大のナノブロック好きで、過去にアンドロイド学園のキャラを作ったりしたという実績(前科?)があったりします(関連記事)。
そんなこともあって、ことあるごとに「いいなー、触ってみたいなー」っておねだりしていたら、編集部から「借りられたのでいじってみる?」というありがたいお言葉が!さっそく遊んでみましたよ!
いざ作ってみる前に本体のチェック。基本は本体と赤外線コントローラーの2つで、どちらも付属のUSBケーブルで充電するというもの。受光部は車の後ろの部分にあるので、組み立てるときはここを隠してしまわないよう注意が必要です。ソフトは専用のアプリをダウンロード。Playストアで検索し、手元の『Nexus7』に入れてみましたが、問題なく操作できました。操作法はとてもシンプル。左がアクセルでハンドルで左右に曲がります。ハンドルは回転させるのではなく、単純に十字キーの左右だけといった感じで、曲がりたいほうに触れればいいだけです。
赤外線の受光部は車の後ろ |
コントローラーを装着 |
また、組立用の説明書も付属していますんで、ナノブロックが初めてでよくわからないという人でもちゃんと組み立てられるようになっています。とはいえ、ブロック数は結構ありますんで、それなりに手間はかかりますよ。……まー、その手間が楽しいところなのですが。
コントロールソフトは専用アプリ |
組み立て方は説明書にしっかりと |
さて、ここからが本領発揮。せっかく自分で組み立てられるんですから、自分だけのデザインで遊びたいですよね。最初は色を変えるとか、ウィングを大きくするとか、DQNカーっぽくするとかの改造系を考えてたんですが、どうせならカッコイイのがいいわけです。かといって、スポーツカーとかクラシックカーの類は誰もが思いつくでしょうし……。
ってことで、作ってみたのがこちらになります。
大型トラック(荷台付き) |
後輪のガードなんかも再現 |
「なぜ?」と問われれば、「働く車はカッコイイ」という以外の答えはありませんけども。本当なら6輪にしたかったんですが、そこは難しいので4輪で。ぶっちゃけ、思い付きだけで組み始めちゃったんですが、意外とデキがよくないですか?
これのいいところは、荷台にいろんなものを乗せられることですね。インコとか猫とかキリンとか、セットで売ってるモデルを乗せれば、動物運搬車っぽくも見えてかなり楽しめます。実際、ラジコンですから動かして運搬もできますしね!
「逃走中のトラックを確保!」 |
「乗り移ります!」 |
「あ、ちょっ、落ちるっ」 |
こんな風に、某多脚戦車と組ませて遊ぶこともできるんですよ!こ、これはおもしろい(すでに小学生並みの楽しみ方になってる気がするけど、あえてスルー)。
ほかにも、せっかく車輪があるんだからといって作ってみたのがこちら。
山車 |
ドロイド君っぽい人形 |
ゼリービーンズをイメージ? |
「なぜ?」と問われれば、「祭りは楽しいから」という以外の答えはありませんけども。クリアパーツを提灯に見立てたり、手すりを付けたりと無駄に装飾なんかにも凝ってみたりしてます。そしてドロイド君をデザインに取り入れたりして、スマホと関係ある感じをアピール!
……ドロイド君がいる=アンドロイド。とくれば、やっぱりこんな風に遊ぶわけですね。
アンドロイド学園のメンバー登場! |
さぼる生徒とそれを見るau部コーチ |
以前作ったモデルを配置するだけで、こんなにも山車に臨場感が!ただし、この状態で動かすと周囲の人は轢かれるわ、上に乗ってる人は転げ落ちるわの大惨事になります。もう、すでにラジコンである必要性がないというか、ラジコンであることが逆にネックになっちゃってますね。本末転倒。
最後におまけ「走る遠藤諭さん!」 |
土台さえ作ってしまえば、上に結構大きいモデルを乗せても走ります。
説明書通りに作ってラジコンとして楽しめるのはもちろん、スポーツカーとかクラシックカーなどのカッコイイ車を自分で組み立てるのも自由。ナノブロックに興味がある人はもちろんですが、単純に、手軽に遊べるラジコンとしてもオススメです!
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