興味あるソーシャル情報を集めるウェブサービス『ジーニアス』が日本上陸
2013年01月29日 23時00分更新
ソルトルックスは、ソーシャルマガジン『ziny.us(ジーニアス)』の日本語版を発表した。ジーニアスは、今ネットで話題になっているニュースから、ユーザーが選んだジャンルまで、自由にカスタマイズして楽しめるデジタルマガジンサービスだ。
■ソーシャルマガジン『ziny.us(ジーニアス)』
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↑本棚ようなインターフェース。ジャンルなどで分けられた複数のマガジンを並べられる。
ジーニアスは、ネットに散らばる幾多の情報のなかから、自分に関心のある話題を収集し、雑誌ふうにまとめられるサービス。オンラインからだけでなく、自分で撮った写真やテキスト、書類などをまとめてアップすることも可能。自分の読みたいネット情報からパーソナルな情報までを一括して扱える。
たとえば、“料理”をテーマにしたマガジンを作成したいなら、ブログやニュースサイト、Facebook、あるいは自分のローカルデータから料理に関する情報をクリップし保存するだけで、自動的にグラフィカルなデザインの1冊のマガジンに仕上げてくれる。
■興味のあるジャンルだけを集める
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↑“キャラ弁”をテーマにしたユーザーマガジン。
そのほか、仕事のテキストや画像をまとめ、自分の資料として参照するといった使い方もできる。作成したマガジンは、それぞれ公開/非公開が選べるので、個人的なデータでも安心だ。
自分でつくるマガジンのほか、ジャンルごとにまとめられた企画マガジンもあり、ユーザーは好きなマガジンを選んで購読できる。ジーニアスには、人口知能“ziny(ジニー)”のエンジンが使われており、ユーザーの趣味嗜好を学習し、おすすめの記事をピックアップしてくるのも特徴だ。
さらに、ソーシャルなどでもっとも話題になってるコンテンツを集めた“HOT”、最新のニュースを集めた“NOW”、SNS上で友達が投稿したコンテンツをまとめた“FRIENDS”といった3つのサービスマガジンも用意され、自動的に更新されていく。
■最新ニュースも一目瞭然
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↑HOT、NOW、FRIENDSのサービスマガジンは、本棚の一番上に並び、随時更新される。
ログインはメールアドレス、あるいはFacebook、ツイッターのIDからでき、気に入ったマガジンやクリップ記事には、Facebookの“いいね!”のように、“ラブ”が付けられる。また、公開されているほかのユーザーの本棚を参照して気に入ったユーザーマガジンがあれば購読することも可能だ。
■SNSと連携
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↑Facebookやツイッターと連携し、マガジンの記事をシェアできる。
Facebookのソーシャル性、Pinterestのグラフィカルで直感的なインターフェース、さらにFlipboardのような見やすいマガジン表示と、人気のあるSNSの良いとこどりをしたジーニアス。2月20日から、まずはiPad版の正式サービスがスタートする。その後5月ぐらいまでにはAndroid(タブレット向け)、PC、スマホ版のリリースを予定しているとのこと。現在、iPad版のクローズドベータテストの募集を行なっているので、気になる人はひと足はやくジーニアスを体験してみよう。
■今後は100GBのクラウドサービスも予定
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↑ジーニアス本社のトニー・リーCEO。学生時代からベンチャー事業を起業し、現在は韓国の知識経済部(日本の経済産業省にあたる)の最高顧問も務めている。
リー氏は、ジーニアスの目標を「2015年までに日本で100万人のアクティブユーザーを獲得したい」とし、今後はジーニアス関連のサービスを広げ、ひとり100GBを使える巨大なパーソナルクラウドサービスを予定しているとのこと。
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