1月31日(木)から始まるカメラと映像関連製品の展示会『CP+(シーピープラス)2013』に合わせて、カシオが新製品を発表した。
『EX-ZR700』
●カシオ 予想実売価格5万円前後(3月8日発売予定)
高速連写の本家“ハイスピードエクシリム”がラインアップを拡充。光学手ブレ補正でシャッタースピード2段分、高速連写による合成を組み合わせると約5段分の効果を実現した。
カラバリは全4色がラインアップ。
手ブレ補正では、最近ソニーが約4.5段分の『Cyber-Shot DSC-WX200』を発売したが、どれぐらい強力なのか比較してみたいところ。
広角25mmからの光学18倍ズームを搭載し、あらゆるシーンで活躍できる。
高速連写を使った撮影機能も充実し、写真全部にピントが合う“全焦点マクロ”や、背景ぼかしといった、他社にはない高速連写を生かした機能も引き続き搭載する。
何でもない風景も芸術的に撮れる“HDRアート”は、従来の3段階に加え、自然な階調&立体感を向上させた新レベル2段階を追加し、全5段階となった。5万円はちょっとお高い気もするが、何でも撮れる、楽しく撮れるという万能っぷりは、抜きんでている印象だ。
●おもなSPEC
撮像素子 1/2.3型CMOSセンサー
有効画素数 約1610万画素
レンズ 光学18倍ズーム(35ミリ換算25-450mm)、F3.5-5.9
ISO感度 80~3200(HSナイトショット25600)
連写(秒あたり) 最大約30コマ
液晶 3インチ(約92万ドット)
記録媒体 SDXCカード、内蔵メモリー(約52.2MB)
サイズ/重量 107.4(W)×30.7(D)×60(H)mm/約222g(撮影時)
『EX-ZR400』
●カシオ 予想実売価格 4万円前後(2月8日発売予定)
『ZR700』と同じセンサーを搭載。光学ズームやレンズ構成が異なる兄弟機。高速連写機能はそのままに、手ブレ補正効果は、こちらも約5段分という実力を備える。
中でも驚きなのが電池寿命で、“ZR”シリーズ最長となる515枚。同等の10倍クラスでも200~300枚がほとんどで、ほかのデジカメの2倍はバッテリーが長持ちするという計算になる。ちなみに『ZR700』も約470枚と結構スゴイ。
カラバリは全3色。
カシオは、2009年7月に発売した『EX-H10』が“1回の充電で1000枚を撮れる”という驚異のバッテリー駆動時間を誇った。
以前、ハイスピードエクシリムが出た当時に、「カメラメーカーにできないことをやる」(カシオ広報)と言っていたカシオイズムは、新モデルでも引き継がれているようだ。
●おもなSPEC
撮像素子 1/2.3型CMOSセンサー
有効画素数 約1610万画素
レンズ 光学12.5倍ズーム(35ミリ換算24-300mm)、F3-5.9
ISO感度 80~3200(HSナイトショット25600)
連写(秒あたり) 最大約30コマ
液晶 3インチ(約46万ドット)
記録媒体 SDXCカード、内蔵メモリー(約52.2MB)
サイズ/重量 104.8(W)×28.6(D)×59.1(H)mm/約205g(撮影時)
■関連サイト
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