『PadFone 2』
●ASUS(関連サイト)
●実売価格 7万9800円
■本体の着脱はいつでも
↑電源を入れたまま着脱すれば、数秒もかからず切り替わる。本体の再起動も不要だ。
■アプリ切り替えを個別に設定
↑“ダイナミックディスプレイ切り替え”で、着脱時にアプリを継承するか個別に設定可能。
スマホとタブの切り替えは本体を着脱するだけ!
4.7インチ液晶とクアッドコアCPUを備えたスマホと、10.1インチ液晶の『PadFone 2Station』(以下、ステーション)がセットになった製品。ステーションの背面のくぼみに動作中の本体を装着するとタブレットに早変わり。スマホで動画を再生したまま装着すると、タブレットの大きな画面に瞬時に切り替わり続きが楽しめるなど、スマホとタブレットを手軽に使い分けられるのは本製品だけ。
バッテリーは、本体とステーションのそれぞれに搭載し、スマホとステーションを接続した際に、どちらを優先して利用するかを選べる3つのモードを用意。たとえば、タブレットの形状で長時間使用したいなら両方のバッテリーを均等に使うなど、利用シーンに合わせて使い分けられる。また、スマホのみでの連続通話時間は公称で最長約16時間と優秀だが、バッテリーが少なくなったらステーションに接続して充電も可能。ステーションから本体への充電は30分で約22%とACアダプターからの充電とほぼ同じだった。そこから計算すると約2.7回もスマホの充電が可能で、モバイルバッテリーいらずなのも魅力的だ。
※ スマホを22%充電したときに、ステーションの残量は8%しか減らなかったため。
キャリア契約不要の貴重なSIMフリー機
もうひとつ注目したいポイントが、キャリア契約が必要ないSIMフリー端末ということ。ドコモやソフトバンクのSIMはもちろん、b-mobileなどのMVNO、海外の現地キャリアのSIMも利用できる。実際にXi契約のドコモSIMを入れてみたところ、自動でAPN設定に“mopera U”が表示され、音声通話もデータ通信も問題なく利用できた。SIMによっては手動設定が必要な点や、通信は3GのみでLTEに対応しない点は残念だが、回線が自
由に選べて2年縛りも気にしなくていいのはうれしい。
ふだんはスマホ、家や喫茶店ではタブレットといったように、シーンを選ばず使える唯一の製品。SIMフリーという点を生かし、海外への旅行や出張が多い人にもオススメだ。
SPEC
OS Android4.1.1
CPU APQ8064(1.5GHz、クアッドコア)
メモリー 2GB
ストレージ 64GB SSD
カメラ 本体:約1300万画素(インカメラ120万画素)、ステーション:インカメラ100万画素
ディスプレー 本体:4.7インチ(1280×720ドット)、ステーション:10.1インチ(1280×720ドット)
通信機能 802.11a/b/g/n、Blutooth4.0
バッテリー 本体:2140mAh、ステーション:5000mAh
サイズ/重量 本体:68. 9(W)×137(D)×9(H)mm/約135g、
ステーション:263(W)×180.8(D)×10.4(H)mm(突起物含まず)/約514g
■ASUS Shop(関連サイト)
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3,150円
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