長時間テザリングならWiFiよりUSBが充電できるし速い
2012年12月27日 22時00分更新
テザリングの方法としてよく使われるのは、複数台接続できてお手軽な“WiFiテザリング”が多く使われています。けれど、“WiFiテザリング”をしていると電池が急激に減ってしまいます。WiFiルーターの代替といっても、やはり電話としても使うのに、これでは困ってしまいますよね。
そこで、少し手間は必要ですがテザリングのもうひとつの方法、“USBテザリング”を試してみました。今回はAndroidスマホとしてXperia GX SO-04D、PCはWindows7機のノートパソコンを利用しました。
まず、USBケーブルでPCに接続 |
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↑スマホとケーブルの組み合わせによっては認識しない場合もあるので、ケーブルを事前に確認しましょう。 |
次に、SDカードのマウントを解除 |
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↑Xperia GXの場合は、ケーブル挿入後に表示される通知をタップする。 |
最後に、USBテザリングをオン |
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↑“設定”→“無線とネットワーク”の“その他”→“テザリング”から設定可能。 |
これで無事接続完了。しばらくすると、PC側でもネットワークを検知します。ドコモの場合は特別な契約は必要ありませんが、au、ソフトバンクの場合は別途テザリングオプションの契約がないと、利用出来ないので注意です。
USBテザリングで速度計測 |
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計測結果
下り速度 | 上り速度 | |
USBテザリング時 | 2.14Mbps | 333.3kbps |
WiFiテザリング時 | 1.73Mbps | 335.6kbps |
飯田橋にある編集部内で2012年12月27日17時頃、ドコモ3G接続時に計測。『BNR Speed Test 画像読込み版』を利用しました。
今回は3G接続時の計測のため、大きな差は出ませんでしたが、上りはほとんど変わらず、下りはUSB利用時のほうが速いようです。
iPhone5の場合でも、ケーブルを挿して“インターネット共有”をオンにするだけで使えました。少しでも速く、そして電池を気にせず使いたいスマホユーザーにぜひオススメです。
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