最優秀賞として日本未発売のWindows Phone 8端末が贈呈されちゃう太っ腹すぎる“Windows Phone「○○の秋」コンテスト”の最終プレゼン大会と表彰式が開催されました。取材なんかしている場合じゃなかったです。参加するべきでしたね!
最終プレゼン大会には日本各地の特定専門学校から集まった11チームが参加。ちょっと緊張しつつも、熱のこもった、いい意味で若すぎるプレゼンテーションに思わずほっこり。最初はプレス然としてちょっとカッコつけていたワタシも、後半はデジカメを小脇に抱えて心の底からの拍手を送っていましたよ。
というわけで下記の作品が特定専門学校の受賞作となります……ってことを書いていたら今回のコンテストの審査員を務めたACCNが「オレにキャプション書かせろ」と迫ってきたので、キャプション(画像下のテキスト)を書かせてあげることにしました。ホントは温厚なんですよ、彼。ツイッターのTLを見ていると信じられないでしょうが。
優勝『福岡防衛軍』 |
↑非常に凝った作品で、操作性やゲームバランスを調整すればそのまま市販してもいいくらいのデキ! ビジュアルやサウンド、プログラミングなど仲間と分担したそうですが、うまく自分の世界観にまとめあげています。この絆は大事にしたほうがいいよ! と、アックン・オッペンハイマーは述べています。 |
準優勝『scroll』 |
↑審査員室でみんな黙々とプレーしてしまった……それほどハマるゲーム。非常に丁寧につくられており、ぶっちゃけ優勝作品と同点でした。よりオリジナリティーある作品をつくれれば、キミはひとりで食べていける! と、アックン・オッペンハイマーは述べています。 |
3位『Jack o Lantern』 |
↑プチプチをつぶす感覚で、ついついやり続けてしまう中毒性のあるゲーム。こうした、単純明快かつ短時間で遊べる良質なゲームを大量生産することこそが、スマホゲーム界のエコシステムに合致するのだ! と、アックン・オッペンハイマーは述べています。 |
なお最終プレゼン大会11作品中7作品参加という偉業を果たした新潟コンピュータ専門学校には、“学校賞”が贈られています。学校名を伏せた選考でこの結果ですから、すごいです。
さて同日、すでにマイクロソフトから発表済みの一般向けコンテストの表彰式も開催されています。
最優秀賞『ユニコーンセーバー』 |
↑自機を移動させず4つの武器を駆使して敵機を撃墜していく横スクロールシューティングゲーム。 |
ハロウィン賞『ハロウィンカメラ』 |
↑撮影した写真に、端末を振る操作でハロウィンにちなんだ“イタズラ”(エフェクト)をかけられるカメラアプリ。 |
食欲の秋賞『おいしー秋』 |
↑回転寿司のように回ってくる果物やスイーツを、キャラのかけ声に合わせてタップするアクションゲーム。 |
秋の夜長賞『Hasami Shogi』 |
↑本格仕様のはさみ将棋ゲーム。日本語、英語に対応し、ヘルプもそれぞれの言語用が用意されています。 |
芸術は爆発だ!賞『Kaleidscope』 |
↑カメラを使った、いわゆる万華鏡アプリ。生成された画像はシャッターボタンで保存できます。 |
そしてそして、最優秀賞を受賞した秋山正隆氏には、賞品としてWindows Phone 8搭載端末が後日授与されます。うらやましすぎて気絶して、気づいたらEXPANSYSYや1ShopMobileからWindows Phone 8搭載端末発送完了メールが届きそうな勢いです。ぐぬぬぬ。
↑賞品として授与されたのはWindows Phone 8を搭載した開発用端末。開発用端末としての提供なので、Windows Phone 8の新しい機能の実装を検証できます。 |
ここでマジメな話をしますが、Windwos Phoneのエバンジェリストである高橋忍氏が「ぜひ今日のアプリケーションのクオリティーをさらに高めて、Windows Phone 8用としてワールドワイドにリリースしてほしい」と語るなど、日本法人としても今後も強くWindows Phoneプラットフォームを推進していく意気込みが感じられました。
↑今回のコンテスト受賞者をはじめとした国内開発者・グループにより、さらにWindows Phoneプラットフォームが充実することに期待です! |
変わらず盛り上がりを見せる開発者コミュニティー。Windows Phone 8の国内市場への参入に期待したいところです!
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