パナソニックから11月16日に発売予定のドキュメントスキャナー『Ractory KV-S1026C』(予想実売価格:5万5000円)が編集部に到着したので、早速触ってみました。
トレーを全開まで広げてみると、迫力のある大きさに。
ボタンまわりは、電源ボタン、スタート、ストップボタン、スキップボタン、ワンプッシュボタン3つがあります。デフォルトだと、ワンプッシュボタンには1にホルダー保存、2にメール添付、3にプリントの起動キーが割り当てられています。
内部は写真のようになっており、給紙口にあるアクティブリタードローラーで重送、ページ入れ替わりを防止。また、左右独立回転給紙ローラーによりジャム(紙詰まり)を防止します。読み取り速度(公称値)は、“モノクロ200dpi”が毎分30ページ(片面)/毎分60面(両面)、“モノクロ300dpi”、“カラー200dpi”が毎分20ページ(片面)/毎分40面(両面)、“カラー300dpi”が毎分13ページ(片面)/毎分26面(両面)です。
プラスチックカードを差し込めるカードホルダーも付いており、固いカードも簡単に片面/両面スキャンができます。
エンボスのあるカードでも、しっかりと立体感を保ったままスキャン可能。
実際に気になるスキャン速度を計ってみました。原稿は、モノクロA4書類とカラーA4写真(カラープリンターで出力したもの)を用意。枚数は各20枚(片面)です。
以下は、カラー写真をスキャンしたデータ(縮小してあります)。
協力 ねこ・JaLaLa http://www.nekojalala.com/(関連サイト)
結果は、モノクロは約1分30秒、カラーも同じく約1分30秒でスキャンが完了しました。付属ユーティリティー『Image Capture Plus』での読み取り設定はともに“白黒/カラー自動”で、初期設定のまま。高速設定などは特に行なっていません。紙送りはいずれも非常に安定していましたし、カラー写真をスキャンした画像は、高画質を保ったままの印象。これなら仕事も趣味にも高い実力を発揮してくれそうです。
なお、今回使った『KV-S1026C』のほかに、廉価モデル『KV-S1015C』(予想実売価格:4万円前後)も用意されています。
■関連サイト
パナソニック
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