Android時計『i’m Watch』をiPhone 5と接続してみた
2012年10月18日 13時30分更新
| 徹夜明けにこんな箱が! |
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徹夜明けによろよろと自分の机に這い寄っていったら、机の上になにか見知らぬ箱が置いてあったんです。
箱の上面には「いつもがんばっているジャイアンさんに…☆」という文字が。この文字、明らかに竹子の文字です。ちょっとヘロっているのが気になりますが。竹子も徹夜?
| 『i'm Watch』じゃないですか! |
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はやる心を抑えながら箱を開けてみると、なかにはAndroid時計『i'm Watch』がありました。
徹夜明けで正常な判断力を持っていないので、コレが純粋なプレゼントなのか、プレゼントの体を装ったレビュー記事依頼なのかよくわからないのですが、ミッション・インポッシブル的時計はワタシの大好物です。早速レビューをいたしましょう。まずは外観から。
| 右側面 |
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| 左側面 |
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| バックル |
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『i'm Watch』はイタリア製。今回竹子が購入したモデルは、『i'm Watch』のなかの『i'm Color』というモデルで、直販価格は2万9999円。ボディーはアルミニウム素材で、ベルトは固めのゴム素材と、それほど高価な部材が使われているわけではないのですが、ガジェッターの所有欲を満足させる質感は備えています。
さて電源を入れてみましょう。
| じっと待ちます…… |
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| さらに待ちます…… |
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| 気長に待ちます…… |
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| Androidっぽい! |
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電源を入れてからしばらくたつと、言語選択の画面が表示されました。画面のデザインがいかにもAndroid的。『i'm WATCH』がAndroid時計だという実感がようやくわいてきました。
| “日本語”を選択 |
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| “東京”を選択 |
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| 日付けを設定 |
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| 時間を設定 |
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慣れたAndroidのインターフェースなので、スパパパパーンと設定を進めていきます。しかし……。
| シリアル番号が表示されました |
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なぜか設定の最後にシリアル番号が表示されました。これあとで気づいたのですが、重要な情報なので、皆さんが購入されたときにはメモを忘れずに!
| デター! |
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と言うわけでようやく時計的画面が表示されました。画面をスワイプすると、表示がなめらかに切り替わります。
| 左側 |
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| 右側(1) |
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| 右側(2) |
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ホント由緒正しきAndroid端末ですね。つぎに設定画面を見てみましょう。
| ……よくわからない |
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設定画面を見てみましたが、通常のAndroid端末にある“アカウント”設定が見当たりません。うーん、この先どのように設定すればいいのかよくわかりません。
この時点で初めて製品公式サイト(外部サイト)をチェックしました。
と言っても、そんなに難しいことはありませんでした。PCなどから“i'm Cloud”サービスで登録を行ない、Android、iOS機、そしてBlackBerryとBluetooth経由でテザリング接続すればオッケーです。Android時計なのに、iOS機やBlackBerryと組み合わせられるのがちょっと意外ですが、“i'm Cloud”サービス自体が基本的にGoogleサービスと同期をとるので、スマートフォンのプラットフォームに依存しないわけですね。
| “i'm Cloud”を登録 |
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この“i'm Cloud”サービスに登録する際に、前述の『i'm Watch』のシリアル番号が必要になります。と言うわけで、さっきのメモ書きが役に立つわけです。
| Bluetooth経由でテザリング接続 |
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| そして最後に端末を登録 |
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| やっとつながった! |
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紆余曲折を経て、これでようやく『i'm Watch』が使えます。いろいろ試してみましょ!
| ツイッターとか…… |
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| メールとか…… |
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| 電話とか…… |
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| 天気とか…… |
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| 株式情報とか…… |
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| 電卓とか…… |
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このほかにも画像ビューワーとか音楽プレーヤーとかありますが、素の状態でこれだけ利用できるのであればまずます実用的ですね。
1.54インチのディスプレーは解像度240×240ドットなので、文字の可読性も十分なレベルです。
| スマホ連携時計は楽し! |
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ソニーモバイルの『SmartWatch MN2』は個人的に購入し、宮野編集チョが購入したMeta Watchの『METAWATCH』はさりげなく専有しているワタシですが、『i'm Watch』はまた異なる魅力を感じました。
現時点では実はまだファームウェアがバージョン0.5.0と未完成で、動きがちょっと遅くなることがあります。アプリケーションの充実度は『SmartWatch MN2』と比べるまでもありません。ただ時計としての完成度は、いま手元にある3製品のなかで群を抜いているんですね。
発売当初、予約者を長らく放置して、正直ちょっとイメージが悪い『i'm Watch』ですが、ファームウェアを正式版とし、専用アプリも充実させて、スマホ連携時計の市場を広げてもらいたいところです!
i'm Watch
メーカー名:i’m
直販価格:2万9999円
製品公式サイト(外部サイト)
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