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移動時のイラッを解消! LTEと3Gを瞬時に切り替える新技術Optimized Handoverをauが導入へ

2012年10月17日 13時08分更新

Optimized Handover

 auは、LTEから3Gネットワークへ移動時に切り替え時間を最小限にする新技術『Optimized Handover(オプティマイズド ハンドオーバー)』を11月1日(木)から全国で導入予定です。

Optimized Handover

 この技術は、LTEネットワーク通信時に3Gネットワーク接続に必要な処理を行なうということ。つまり、事前に3G接続処理を行なうぶん、他社のLTEサービスより3Gネットワークへの切替時間を短縮できます。

 サービスエリア内でネットワークにつながらないイライラが解消できそうで、とても楽しみですね。

(10月17日19時10分追記)
 KDDI広報部に確認したところ、『Optimized Handover』はiPhone 5非対応とのこと。auのAndroid独自の技術ということになります。

 以下、ニュースリリース本文です。

auのこだわり!LTEと3Gを瞬時に切り替える「Optimized Handover」を導入
~LTEエリアと3Gエリアをシームレスにつなげる新技術~


No.2012-276
KDDI株式会社
沖縄セルラー電話株式会社
2012年10月17日

 KDDI、沖縄セルラーは2012年11月1日より、次世代高速通信規格LTE (Long Term Evolution) と3Gネットワーク間を移動した場合でも、通信の途切れを最小限にする新技術「Optimized Handover」(オプティマイズド ハンドオーバー) を全国で導入します。

 「4G LTE」(注1) は、提供当初から単にサービスエリアを広げるだけでなく、世界初 (注2) となるピコセル (小型基地局) の導入によるきめ細やかな電波環境作りや、待受時の電力消費を抑えながらも、音声通話の発信から着信までに要する時間を大幅に短縮する技術「eCSFB」(注3) の導入など、品質重視のネットワークを構築してきました。

 さらに、LTEエリアと3Gエリアをシームレスにつなげ、どこにいても快適にデータ通信をご利用 いただくための新技術「Optimized Handover」を導入します。

 「Optimized Handover」は、LTEシステムから3Gシステムへデータ通信をシームレスに切り替える ための新技術です。LTEサービスエリアに在圏中に3Gシステムでの通信開始に必要な処理をLTE側であらかじめ行うことで、3Gサービスエリアに移動した場合でも、通信の途切れを最小限に抑えて、データ通信を継続することが可能となります。
これにより、通信開始に必要な処理を3Gシステムへ切り替え後に行う従来の方式に比べて、大幅にデータ通信の断時間を短縮できます。

 KDDI、沖縄セルラーは、今後も3M戦略の一層の推進を図り、「つながりやすさ」を追求した品質 重視のネットワークを提供していきます。

注1) サービス名称「4G LTE」は、国際電気通信連合 (ITU) がLTEを「4G」と呼称することを認めた声明に準じております。
注2) 2012年10月17日現在 当社調べ。
注3) 「enhanced Circuit Switched Fallback」の略。

関連サイト
au、ニュースリリース
 

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