週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

ソフトバンク、米スプリントを約201億ドルで買収決定

2012年10月15日 17時34分更新

ソフトバンク、スプリント買収

 ソフトバンクは、米国の通信事業者『スプリント』の買収について最終合意に至ったことを発表しました。スプリント株主総会や連邦通信委員会による承認を経て、2013年半ばに取引が完了する予定とのこと。
 完了後は、世界第3位の通信会社が誕生することになります。両社のサービスが融合してユーザーのメリットがあるとうれしいですね。

 以下、ソフトバンクのニュースリリース本文です。

当社によるスプリントの戦略的買収(子会社化)について

 当社と米国のスプリント・ネクステル・コーポレーション(以下「スプリント」)は、本日、当社がスプリントの事業に対して約201億米ドル(約1兆5,709億円(※1))の投資を行うこと(以下「本取引」)について、最終的な合意に至りましたのでお知らせいたします。投資総額のうち約121億米ドル(約9,469億円(※1))はスプリントの株主に支払われ、80億米ドル(約6,240億円(※1))は同社の財務体質の強化等に投じられます。
 当社とスプリント両社の取締役会で決議された本取引は、スプリント株主による株主総会における承認、競争法上の承認、連邦通信委員会(Federal Communications Commission)による承認その他監督官庁の通常の承認、及び表明・保証違反がない等その他の前提条件の充足(又は放棄)が条件となります。 
 両社は、2013年半ばに本取引が最終的に完了すると見込んでいます。本取引の結果、当社はスプリントの完全親会社となる新スプリント(以下に定義します)の株式の約70%(完全希薄化ベース(ただし、ストックオプションのうち行使価格が下記2.(2)に記載する合
併対価である1株7.30米ドルを上回るものについては行使されないことを前提とする。以下同じ))を保有することになり、同社を子会社化する予定です。

(※1) 1米ドル=78円で換算した試算値。

●関連リンク
ソフトバンク、ニュースリリース

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります