Samsung SSD 840 PRO |
8月末のIFA 2012でチラ見せされた、サムスンの新SSD『Samsung SSD 840』と『Samsung SSD 840 PRO』が正式に発表された。現在、韓国ソウルで発表会が開催中で、詳しい製品仕様は別記事で紹介するが、ここでは上位モデルとなるSamsung 840 PROの512GBモデルをいち早く入手したので、ベンチマークテストの結果を速報で紹介しよう。
■検証環境
CPU:インテル『Core i7-3770K』(3.5GHz)
マザーボード:Intel『DZ77GA-70K』(Intel Z77)
メモリー:PC3-12800 DDR3 4GB×2
グラフィックボード:Intel HD Graphics 4000
OS:Windows7 Professional SP1(64ビット、Intel SSD 520 240GBにインストール)
1000MBテスト |
4000MBテスト |
1000MBテスト(0fill) |
4000MBテスト(0fill) |
従来モデルのSamsung SSD 830もなかなか高速だったが、新たに登場したSamsung SSD 840 PROは、さすが上位モデルだけあってリード・ライトともに速度が大幅に向上。ベンチマークソフト『CrystalDiskMark v3.0.1c』では、シーケンシャルリードが毎秒530MB超、シーケンシャルライトが毎秒510MB超と、双方とも毎秒500MBを楽々クリアー。また、512Kランダムリード・ライトは毎秒500MBに迫る勢いで、4Kランダムリード・ライトも非常に高速となっている。
AS SSDの結果 |
ベンチマークソフト『AS SSD』の結果も同様の傾向で、CrystalDiskMarkよりやや結果は低かったものの、シーケンシャルリードが毎秒522MB、シーケンシャルライトが毎秒502MBと、こちらも双方とも毎秒500MBを超える超優秀な結果を残した。ランダムアクセス速度も十分に速く、データの圧縮可否による速度の変化もみられない。
これらの結果を見る限り、840 PROは現役SSDの中でトップクラスの速度を誇るSSDと言ってよさそうだ。なお、国内販売は10月中旬の予定。
●関連サイト
・サムスン
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