Xperia SX似のウォークマンFシリーズとSシリーズに触ってきた

　ソニーがウォークマンの新製品を2シリーズ発表しました（関連記事）。Fシリーズはアンドロイド搭載の新シリーズで、既存のZシリーズよりコンパクトながらウォークマン史上最高音質を実現。Xperia SXに似た、カラフルでポップなデザインが魅力です。

『F800シリーズ』

『NW-F807』（64GB）　●予想実売価格 3万5000円前後
『NW-F806』（32GB）　●予想実売価格 2万5000円前後
『NW-F805』（16GB）　●予想実売価格 2万円前後
（すべて10月20日発売予定）

●おもなSPEC
OS：Android 4.0
CPU：Tegra 2
液晶ディスプレー：3.5インチタッチパネル（800×400ドット）
通信機能：802.11b/g/n、Bluetooth4.0
バッテリー駆動時間：音楽25時間、動画5時間
サイズ/重量：56.8（W）×114.5（D）×8.9（H）mm/約100g

あら？ どっちがどっち？

↑左がウォークマン『F800シリーズ』、右が『Xperia SX』。まるで兄弟！

　実際にXperia SXと比べてみると、少し横幅が大きいもののほぼ同じサイズ感でした。Google playが使えるので、アプリをインストール可能。Skypeを入れれば音声チャットも可能です。また、画面上のカセットウォークマンを3Dでグリグリ回して操作できるアプリ『ウォークマンクラシックス』にもクスッとさせられました。

ウォークマンは側面が台形

↑手に握ったときにしっくりくる形状です。

ウォークマンのほうがちょっと大きめ

↑横幅はウォークマンが少し大きいですが持った感じの印象はほとんど同じでした。

スカイプ試してみました

↑ウォークマンのマイクは端末上部、スピーカーが端末下部にあるとのことですが特に問題はなし。

ボタンもちゃんと押せます

↑歴代のカセットウォークマンを操作可能。「持ってた！」という方もいるはず。

　そうそう、先日発表されたNFC対応スピーカー『SRS-BTV5』（関連記事）も展示されていたのですが、実は5色のカラバリが合わせてあったんですね。ウォークマンはNFC対応ではないのでBluetooth接続になります。

まんまるで小さくてかわいい

↑直径65ミリなんですが想像以上にちっこくてかわいらしく、おそろいで欲しくなりました。

　Sシリーズは中高生に人気の小型タイプ。PCを使わずにCDやMDプレーヤーから取り込む“ダイレクトエンコーディング”を利用する人が多く、ウォークマンだけでラクに文字入力したいという要望に応えて用意したのが、別売りの文字入力パッド。ウォークマンに装着するとリモコンのような形状になるのがユニーク！

『S770シリーズ』

『NW-S775』（16GB）　●予想実売価格 1万7000円前後
『NW-S774』（8GB）　 ●予想実売価格 1万4000円前後
（すべて10月20日発売予定）

●おもなSPEC
液晶ディスプレー：2インチ（320×240ドット）
通信機能：Bluetooth4.0
バッテリー駆動時間：音楽36時間
サイズ/重量：42.7（W）×97.2（D）×7.4（H）mm/約51g

文字入力パッド『KPD-NWU10』

↑Sシリーズに装着して文字入力をラクに。予測変換にも対応。予想実売価格3000円前後。

装着するとまるでリモコン

↑ケータイ打ちでサクサク文字入力可能。カチカチとした押し心地が快適でした。

側面から見ると……

↑端子接続したうえで、本体を挟んでます。不思議アイテムですが確かに文字は打ちやすかったです。

　発表会の質疑応答では、スマートフォンで音楽を聴く層が増えていることに対する鋭い質問も。それに対してホームエンタテインメント＆サウンド事業本部 副本部長の高木一郎氏は「音質はいったん上を知ればさらに上を求めるようになる。グループ内のソニーモバイルがXperiaシリーズも出しているが、スマホではできない音作りをしている。スマホを持っている層にはウォークマンと2台持ちして欲しい」と語り、音質の高さをアピールしていました。

●関連サイト
“ウォークマン”Fシリーズ
“ウォークマン” Sシリーズ

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