しかしアンタたちは保護フィルムを貼るのがヘタクソだ。気泡あったりホコリ入ってたりナナメってたり……。伝統工芸のような美しさを放つiPhone 5こそ、キレイに貼って使っていきたい。貼り方のコツはこれまで幾度となくご紹介してきました通りでiPhone 5とて例外ではありませんが、おさらいをば。ただ、現状、あまりオススメの製品はないかも……。理由は最後に。
とりあえずこの3製品を用意 |
↑SoftBank SELECTIONの光沢・マットと、フォーカルポイントの両面保護フィルムセット。いずれもiPhone 5発売前に入手したものでございます。 |
まず気になっていた背面から |
↑フォーカルの両面セット、現時点ではあまり見かけない背面保護フィルムから(左)。iPhone 5、せっかく薄くなったのですからね、できればケースに入れず保護したいと思って気になっておりましたが、背面はツライチではないのに貼れるのかしらと……(ご覧の通りフィルムはツライチ)。 |
エッジを合わせ…… |
↑両端にセロハンテープを付けて、両手でアプローチするのがオッペンハイマー流でございます。4もそうでしたが、白いiPhoneはガイド(になってくれるもの)が少なく位置合わせの難度は高め。 |
ん、やっぱ浮くじゃんかっ |
↑どうやっても、この境目にできる空気は追い出せない……。素直に3枚卸しにするしかないでしょうな。 |
カメラ部も合っていないんですケド |
↑ってか抜きがアマイ。コレ、有名なメーカーのものなのに、いいのでしょうかこんなレベルで出して。エッジは合っているので、カメラの抜きの位置が確実にズレてるっしょ。さらに言えば2枚試しておんなじでした。境目の空気は上部にも見られます。絶対追い出せませんよコレ、私が下手なのではない(むしろプロ級と自負している)。 |
正面は貼る気力すら…… |
↑左のがフォーカルの。この抜き、テキトーすぎるでしょう。右のSoftBank SELECTIONの光沢を貼ってみます。 |
同様にアプローチ |
↑固めなので貼りやすいです。空気も逃げやすい。新品(飛散防止シートが着いた状態)からスグ貼ったので、最初っから微塵の混入もなく貼れてしまいました。 |
もしホコリが入ったら…… |
↑おなじみ、例のペタペタ除去法をお試しくださいね。エッジを持ち上げ、裏から丸めたテープを当てていきます。 |
完成 |
↑こちらは浮いたりはないですね。ただ、抜き結構は大きめ。そのぶん、貼りやすいんですけど、いまいちこだわりが感じられません。 |
こだわりのシートとは…… |
↑さて、こちらはもうすぐ発売されます、おなじみビザビさんのもの。M谷店長の病的なまでのこだわりにより、必要な箇所だけ、最低限のサイズで抜かれております。 |
↑エッジもギッチギチ。位置合わせはシビアですが、うまく貼れれば、もうホントに何も貼っていないかのような美しさに。光沢、反射防止に加え、傷を修復してくれる3タイプが発売されます。 |
まぁ、すべてを試したわけではないですけん、きちんとしたのもあるかもしれませんよ。ただ、どう考えてもこのタイミングで発売されているものは、実機に貼っての検証はされてないハズ。スケジュール的に、ね。だから合ってなかったり、抜きを大きめにして余裕をもたせたりしているのでしょうな。
以前、ビザビのM谷店長にインタビューしたときも、おっしゃってましたよ「必ず貼ってから出す」と。伝統工芸品のような美しさを放つiPhone 5なんですから(←しつこい)フィルムにもこだわっていただきたい。とはいえ、買ってスグ貼りたいという気持ちもわかる。私もそうだもの。だから、オススメは“とりあえずテキトーなの貼っていいのが出るのを待つ”です! そんな待たせないでしょう、さすがに、ねぇ?
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