もっと直感的にPCファイルを扱えるiPadアプリに惚れた！

『ReaddleDocs for iPad』
バージョン：3.1
App Store価格：450円
（バージョンと価格は記事掲載時のものです）

　iPadでPCファイルを持ち歩くためのファイラー兼ビューアー。以前紹介した『GoodReader for iPad』（関連記事）よりも直感的に操作できるアプリはどれかな？ と試しまくって落ち着いたのが『ReaddleDocs for iPad』（以下、ReaddleDocs）だ！

さまざまなファイルをさまざまな取り込み方法で

　ReaddleDocsはPCファイルを取り込んで持ち歩き、オフラインでも閲覧や視聴ができるアプリ。ファイルの取り込み方法や利用可能なファイルの種類など、基本機能はGoodReaderと同等なのでご安心を。

　Microsoft OfficeからPDF、テキスト、画像、音楽、動画、zipまでおもなファイルを幅広～く利用できる。また、ファイルの取り込み方法もDropboxなどのオンラインストレージのほか、ウェブページ、各種メール、各種サーバー、ほかのアプリ、PCからと超幅広い。特に手軽なのが、WiFi経由でPCのデスクトップにiPadをフォルダーとしてマウントできる点。ファイルのやり取りがラクチンすぎてコワイぐらい。

ダウンロード先のフォルダーを指定

　つくづく便利だなーと実感したのが、アプリ内蔵ブラウザーからPC感覚で超スムーズにファイルをダウンロードできる点。Safariでダウンロードする場合と異なり、ダウンロード先フォルダーも指定できて、ファイルの管理もしやすいし！

　デザインだって隅々までカッコイイ。例えばダウンロードの進行状況を示すアニメーションなんかが、どことなくMacっぽいというか、『Tweetbot』（関連記事）っぽいというか。洗練されていて使うのが楽しい。

ePUB形式の電子書籍の閲覧もできる

　もちろんビューアーとしても使いやすい。10MBを超える大容量のPDFでもキビキビと閲覧できる。特にePUB形式の電子書籍を見られるのが便利。画面の左右タップでページがめくれるのも◎。

ジャケット写真もばっちり閲覧

　曲のリピート再生や歌詞の表示はできないけど、曲に埋め込んだジャケット写真を閲覧したり、バックグラウンド再生もできるので簡易的な音楽プレーヤーとしても重宝するよ。

サムネイルから複数まとめて取り込み

　さらに感心したのが、ファイルの取り込みやすさ。特にiPad内にある画像は、サムネイルを確認しながら複数まとめて取り込めて快適。ファイルの取り込み元は左側のメニューにまとめられ、いつでもここからすばやく開けるし。履歴から開けるのも地味に便利。

　残念なのは日本語の扱いにやや弱い点。文字コードがUTF-8以外の日本語テキストは文字化けしちゃうし。ファイルの中身を日本語でキーワード検索もできないし。メールの添付ファイルを一括ダウンロードしたあとになぜか開けない点もどうにかして欲しい。

　今後のアップデートで、こうした点の改善に期待するとともに、メニューなどがすべて日本語表記になってくれれば完璧だね！

※記事初出時、App Store価格を無料としてましたが間違いでした。正しくは450円です。お詫びして訂正いたします。（9月21日12時51分）

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『ReaddleDocs for iPad』
バージョン：3.1
App Store価格：450円
（バージョンと価格は記事掲載時のものです）
(c) 2008-2011 Readdle Inc.

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