iPhone 5付属のイヤホン『EarPods』を体験してみた

2012年09月13日 15時27分更新

　iPhone 5発表会見の最後に登場した『EarPods』は、iPhone 5やiPod touch、nanoに付属するイヤホン。端末がどんなに進化しようとも、イヤホンはほとんど変わりませんでしたが、アップルはなにもしてなかったわけではありません。
　デザインに3年掛けたというので、満を持して発表したアップル自慢の逸品といったところでしょうか。

　ハンズオン会場にて、今日から単体販売されているという『Apple EarPods with Remote and Mic』を発見。でも渋谷のストアにはまだ入荷してなかった。キレイにまとめられるのでバッケージごと持ち歩きたいですな……。

　EarPods、箱もステキ。一緒に持ち歩いてって感じですね。裏はおなじみ……。

　なんといったらいいか、独特な形状ですな。600人以上を対象にテストを実施し、落ちにくい形状にしたといいますが実力はどうでしょうか。

　みんなたちの言うとおり、確かにちっさいドライヤーみたいやわぁ。

　リモコンとマイク部は一体に。マイクはマークがあるだけで、それとわかる機構（穴など）は見当たらなくてちょっと不思議。

　リモコン操作部はこれまでのAppleのイヤホンとまったく同じデザイン、サイズ、機能、使い心地でございます。

　iPhoneで実際に聴いてみま……っと、その前に。
　ドライヤー型のコレ、落ちにくいどころか、むしろ落ちやすい感じで、歩いてる振動で耳からぬけちゃう。耳から落ちる問題は私固有かとも思い、編集部の5人ほどに試してもらいましたが……。皆、同じ意見でした。日本人は特殊な耳なのかしら。

　視聴してみると、音域は広く鮮やかで低音もけっこう利いており、総合的にも価格の割にはかなりよい音質の部類に入ると思います。
　ただ、音漏れしまくりですよ。密閉性はほとんどないですね。そのぶん息苦しさ？もないのですケド。みんな、僕の聴いてる音楽はコレだよ！ってアピールしたい人向きといえる、自己主張の強まりまくりのイヤホンでした。