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IFA2012で注目を集めたソニーブースのPCまとめ byななふぉ管理人

2012年09月07日 21時00分更新

 ドイツ・ベルリンで開催されたIFA2012のソニーブースでは、超注目のWindows8対応VAIOが多数展示されていました。あらためて振り返ってみましょう。

IFA2012

↑IFA2012のソニーブースのVAIOコーナー。

IFA2012

↑最新機種も多数展示。


■タブレットとしても使えるVAIO Duo 11

 IFA 2012で発表された『VAIO Duo 11』は、11.6インチのディスプレーを備えたスライド式のUltrabookです。ディスプレーをスライドさせることにより、ノートPCからタブレットに変形できるのが特徴です。

IFA2012

↑ディスプレーを立てるとノートPCスタイルに。

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↑スタンドの形状。内部にバネが仕込まれている。

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↑スタンド部分にVAIOのロゴが輝く。

 スタンドには大きなバネが仕込まれており、このバネの力を利用することでディスプレーを開け閉めすることができます。開け閉めは片手でもオーケー。

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↑タブレット状態。

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↑17.85mmと薄い。

 CPUには第3世代のCoreプロセッサーを搭載。メモリーは4GBまたは8GBのオプションがあります。ディスプレーは11.6インチと小型にも関わらず、画面解像度はフルHDを搭載しています。

 変形機構を備えているにも関わらずタブレット化した状態で17.85mmと薄く、18mm以下というUltrabookの要件を満たしています。重量は1.3kgで、実際に持ってみると見た目よりは軽い印象です。しかしタブレットとして使うにはやや重いのが気になるところ。

 キーボード中央にはスティック型のポインティングデバイスを搭載しており、ノートPCとして利用する場合にマウスカーソルを使えます。

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↑キーボード中央にはスティック型のポインティングデバイスも。

 画面のタッチ操作はもちろん、スタイラス(ペン)による操作にも対応します。本体内にペンを収納するスロットがないのが残念ですが、2つの方法が用意されています。まずはオプションの専用ケース。側面にペンホルダーが用意されています。もうひとつはオプションの外付けバッテリー。本体底面に接続できるタイプのバッテリーに、ペンホルダーが用意されています。

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↑スタイラスペンが付属する。

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↑VAIO Duo 11専用キャリングケース。

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↑VAIO Duo 11専用の外付けバッテリー。本体底面に装着する。

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↑ペンホルダー付き。

 インターフェースは標準サイズのHDMIに加え、アナログVGAも搭載。ビジネス利用も想定しているとのこと。次世代Ultrabookのトレンドになりつつある各種センサーも充実しており、NFCやGPS、加速度センサー、ジャイロ、電子コンパスを搭載します。

 Windows8およびWindows8 Proに対応しており、展示機にはRTMバージョンがインストールされていました。10月末より世界各国で発売予定となっています。


■スタンドが特徴的なオールインワン型の『VAIO Tap 20』

 同じくIFA2012で発表された『VAIO Tap 20』は、10点のマルチタッチに対応した家庭用のオールインワンPCです。

 CPUには第3世代のCoreプロセッサーを、メモリーは4GBまたは8GBに対応し、ストレージは750GBまたは1TBのHDDに対応します。画面解像度は1600×900、映像処理エンジンとして“Mobile BRAVIA Engine 2”を搭載しています。

 インターフェースとして、SDカードスロット、Ethernetポート、HD画質のWebカメラなどを備えています。

 本体重量は5.2kgと軽く、ノートPCのようにバッテリーを内蔵しています。これにより、デスクトップPCを家の中で自由に持ち運んで利用するという新しい使い方が可能になっています。

 VAIO Duo 11と同じく、10月末より順次発売予定です。

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↑家庭用デスクトップPC『VAIO  Tap 20』。

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↑スタンドを動かして本体を寝かせることが可能。

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↑側面にSDカードスロットやEthernetポートを搭載。


■VAIO TシリーズやEシリーズもタッチに対応

 そのほか、既存のUltrabook『VAIO Tシリーズ』や、スタンダードクラスの『VAIO Eシリーズ』がWindows8に対応。ディスプレーがタッチ対応に進化していました。

 ソニーブースのVAIO担当者によれば、IFA2012で新発表されたVAIOを含め、Windows8発売に合わせてタッチ対応VAIOのラインアップを充実させていくとのことです。

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↑VAIO Tシリーズのタッチ対応モデル。

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↑VAIO Eシリーズのタッチ対応モデル。

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