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世界最速! 本家ノキアストアでLumia 920と820を見てきた

2012年09月07日 19時30分更新

 ノキアの母国であるフィンランド。その首都ヘルシンキにはノキアが誇るフラッグシップストアがあります。このフラッグシップストア、この夏は営業を一時休止して内部のリニューアル工事を行なっていました。リニューアルオープンは9月7日ということで、IFA2012の取材のあとにヘルシンキへ飛び、さっそく立ち寄ってきました。

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↑夏の間は“9月7日になにかが起きる!”の表示がされていたノキアのフラッグシップストア。
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↑9月7日のオープン初日。午後からのイベント準備にあわただしい。

 歴史ある建物の1階に位置する店舗は、これまではノキアブルーをインテリアカラーに使っていました。しかしリニューアルオープン後は、白をベースに明かるい雰囲気となり、そこに濃淡のブルーを組み合わせるという北欧らしい色合いに。

 そしてWindows PhoneのLumiaコーナー、フィーチャーフォンのAshaコーナーを左右に分けるというわかりやすいレイアウトとなっています。

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↑店内は白とブルーの組み合わせで明かるい雰囲気。
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↑もちろんLumiaコーナーも充実。

 さてリニューアル後の最大の注目は9月5日に発表されたばかりの新型Lumiaシリーズである、Lumia 920とLumia 820の展示です。店舗外側のショーウインドーには“Lumia 920”の文字が掲げられていることから実機の展示が期待されましたが、残念ながらドーム型のショーケースに入れられており触ることはできません。

 しかしこの2機種を間近で見ることができるのは、まだヘルシンキのこのフラッグシップストアだけですから、これはこれで貴重なものでしょう。

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↑フラッグシップモデルとなるLumia 920。
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↑背面はじゃっかんカーブした形状。カラフルなワイヤレス給電ユニットの上で展示。
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↑デザインは全体的に曲面が増えている。
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↑上部はヘッドセットコネクターとマイクロSIMスロット。なお下部に見えるのは同色のワイヤレス給電ユニット。

 カラフルなボディーが特徴のノキアのLumiaシリーズですが、Lumia 920、820ともにボディーの表面は光沢度がより増した仕上げになっています。

 Lumia 920の本体サイズは、70.8(W)×10.7(D)×130.3(H)ミリですが、展示品を見るかぎり本体の色合いと背面がゆるやかに湾曲しているデザインのおかげか、それほど大きさは感じない印象です。

 ちなみに現行モデルのLumia 900、Lumia 800の本体上部はエッジが立っていました。しかしLumia 920は上部側も角が取れ、じゃっかん丸みを帯びています。なお展示品はワイヤレス給電ユニットの上に置かれており、ACアダプター不要で充電できることもアピールされていました。

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↑新しいミッドレンジモデルのLumia 820。
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↑背面から側面にかけてのカラー部分は交換可能。
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↑イエロー&ブラックのバンパー的なカバーも。
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↑本体上部はヘッドセットコネクターのみ。

 一方、Lumia 820はディスプレー解像度が現行のLumia 900と同じであり、ミッドレンジクラスの製品となります。本体サイズはLumia 920より一回り小さい68.5(W)×9.9(D)×123.8(H)ミリ。側面までを覆うカラーのバックカバーは7色が用意されて交換可能。

 このカバー形状のためか本体はLumia 920よりスクエアな印象です。展示品のうち片方のモデルはゴムのような軟質系の素材のカバーがついており、その色合いからアウトドア利用などをイメージしたカバーのようです。このカバーはまだ詳細な製品情報がないのでどのようなものかは不明ですが、今後さまざまな種類の交換カバーが出てくることを期待させてくれます。

 Lumia 920、820ともにまだ発売日や価格のアナウンスはありませんが、店内では早くも予約の申し込みをする人や、どちらを買うべきかといった相談をする人もいるなど、フィンランドの人たちにとっても大きな注目の製品となっているようです。

 もちろんヨーロッパのみならずアジアを含めた全世界での発売が予定されており、この冬話題の製品になることは間違いありません。ノキアに興味がある人のみならず、Windows Phoneの購入を考えている人にもLumia 920、820はお勧めできる端末だと思いますよ。

山根康宏さんのオフィシャルサイト
香港携帯情報局

※著者および編集部は、技術基準適合証明(技適)を受けていない通信機器の利用を勧めるものではございません。通信機器は各国の法律に基づいて利用してください。各国の法律に反して利用しても、著者および編集部は一切責任を負いません。

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