サービス開始から2ヵ月が経過した、PS3用オンライン専用ソフト『機動戦士ガンダム バトルオペレーション(以下、バトオペ)』。アスキー・メディアワークス社内では、我が週アス小隊以外にも、ASCII.jp編集部、電撃PlayStation編集部、電撃オンライン編集部などで大ブレイク中なのだ!!
ムラノ隊長:よーし、よく聞けお前ら。さっきの1戦で、自分がいかにちっぽけで虫けらのような存在か身に染みたと思う。
ヤマダ二等兵:そこまでですか!?
ムラノ隊長:先の1戦での敗因は明らかだ。敵が固まってるところにノコノコ1人で出かけて行ってもやられる、ということだな。
アカザー曹長:俺はそこに突っ込んで行ってもちゃんと生還する自信がありますがね。
ムラノ隊長:逆に言えば、お前ら虫けらも、集団で行動すればそれなりに抵抗できるってことだ。そこで次の戦闘では、各自近くの味方機と集団で行動することを肝に銘じろ。
ヤマダ二等兵:そうは言っても、敵も同じ数いたら実力で劣る俺らには勝ち目ないですよ?
ムラノ隊長:ヤマダ二等兵にしてはいい質問ですねー。
ヤマダ二等兵:なんで急に池上彰口調!?
ムラノ隊長:そこで俺が敵戦力を分断させるナイスな作戦を立案した。名付けて、”電撃・避雷針作戦”だ!
アカザー曹長:なんだか受け身な作戦名っすね。
ムラノ隊長:いいか、まず俺は例によって格闘機で出撃する。格闘機の役割はなんだか言ってみろ、ヤマダ二等兵。
ヤマダ二等兵:そりゃー前線での格闘戦闘、特に敵支援機へのビームサーベルによる攻撃でしょう?
ムラノ隊長:あまーい! 確かにそれも格闘機の仕事のひとつだが、もうひとつ、格闘機には重要な役割がある。
アカザー曹長:敵の撹乱っすね?
ムラノ隊長:That's right.
ヤマダ二等兵:(なぜ急に英語…)
ムラノ隊長:PLUSの記事は横書きなんで英語も苦にならんのだ。
ヤマダ二等兵:心読まないでくださいよ!
ムラノ隊長:俺は敵を撹乱するべく、前線に出張ってできるだけ多くの敵と交戦する。そしてヤバくなったら…。
ヤマダ二等兵:ヤバくなったら?
ムラノ隊長:逃げる!
ヤマダ二等兵:逃げるんかい!
ムラノ隊長:装甲の薄い格闘機が煙を吹いて逃げ出した、お前ならどうする?
ヤマダ二等兵:そりゃーあとちょっとで倒せるんだから追いかけるでしょ。
ムラノ隊長:そう。格闘機が煙吹いて逃げてたら、敵は追い掛け回す。100%だ!
ヤマダ二等兵:100%!?
ムラノ隊長:そう。100%だ!
ヤマダ二等兵:いやいくらなんでも100%ってことは…。
ムラノ隊長:いや、100%だ! 俺の経験上。
ヤマダ二等兵:隊長、結構逃げる事多いんですか?
アカザー曹長:路地や曲がり角の多い無人都市ならではの作戦っすね。移動してれば狙撃される心配が少ないし、後ろから撃たれても角を曲がって回避できますしね。
ムラノ隊長:さらに! 自分を追ってきた敵以外にも、目の前を煙吹いてる敵が通ると、およそ70%の確率でその機体を追いかけるという統計もある。俺の中で。
ヤマダ二等兵:(相当追いかけられてんだな、この人…)
ムラノ隊長:ただ追いかけられてるんじゃない。俺の編み出した撹乱戦法だ。
ヤマダ二等兵:だから心読まないでくださいよ!
ムラノ隊長:というわけで、今回は、俺ができるだけ多くの敵を引き付けて逃げ回っているうちに、お前ら虫けらはみんなで集まって孤立した敵を叩くんだ、いいな!
アスキー小隊一同:はーい。
ムラノ隊長:よーし、そんじゃ第2戦いってみよーか!
【第2戦戦闘開始】
ムラノ隊長:幸い陣営チェンジで、我がアスキー小隊は連邦軍だ。俺も乗り慣れたジム・ライトアーマーで出撃できる。諸君、作戦どおり、頼むぞ!
ヤマダ二等兵:ホントにそんなにうまくいくのかなぁ。
ムラノ隊長:それじゃ俺は、まず中継地点Bを取って、敵機の多そうな所へ向かう。
アカザー曹長:そんじゃ、俺らは中央の広場に進軍だ。
ASCII.jp小隊:へーい。
ムラノ隊長:中継占領と。そっちはどうだ?
アカザー曹長:敵の大半は中継地点Aの方から拠点に向かってるみたいすね。中央には2機程度来てます。
ムラノ隊長:了解した。そんじゃ、早速中継地点Aに向かうか。っと、さすがにこりゃ数が多いかな? む。よ。おっと!?
アカザー曹長:こっちは順調ですよ。そっちはどうですか?
ムラノ隊長:すまん。逃げ出す前に落ちた。
ヤマダ二等兵:ええー、ぜんぜん避雷針になってないじゃないですか!
アカザー曹長:しょーがねぇ。とりあえず敵拠点に爆弾設置だ。
ムラノ隊長:敵もこちらの拠点に取りついたようだな。無駄だとは思うが、一応撹乱しておくか。拠点にリスポーンする!
アカザー曹長:こっちもさっきのやつらがリスポーンしてきやがったな。おらーぁ!
ASCII.jpその1:やっぱみんなで囲んでやるとあっけなく落ちますね。
ムラノ隊長:そうだろうそうだろう。ここまでは俺の作戦通りだ。
アカザー曹長:そっちはうまく撹乱できてるんですか?
ムラノ隊長:ん? まぁ、2回目落ちたけど問題ない。両軍とも拠点落としてまだイーブンだ。
ヤマダ二等兵:イーブンじゃしょうがないでしょ!
ムラノ隊長:なーにこっからこっから! 幸い中央の中継地点はこっちが押さえてる。中央広場で敵を迎え撃つぞ!
アカザー曹長:了解!
ムラノ隊長:うむ。両軍ともいい戦いだな。おっと、そろそろ機体が煙吹いてきたぞ。よし、これから避雷針作戦開始する! 俺が敵機を引き付けてる間にお前らできるだけ落とせよ!
アカザー曹長:了解っス。なるたけ粘ってくださいよ。
ムラノ隊長:ほらー煙吹いてる格闘機だよー、みんなーこっちこっちー。
ヤマダ二等兵:って、釣れてんの1機だけじゃないですか!
ムラノ隊長:いや、こいつは敵のエース機だ。しかもザクII FSの格闘機。こいつ1機いないだけで、けっこう戦闘はラクになるはずだぞ。
アカザー曹長:まぁ、何機いなくなろうとやるこたぁ一緒だ! お前ら、俺の狙った獲物を集中して倒すんだ!
ASCII.jp小隊:へーい
ムラノ隊長:おっと、危ない。よっと。
アカザー曹長:おらー!
ヤマダ二等兵:ぬぉぉぉ!
ASCII.jp小隊:えーい。とー。
ムラノ隊長:むう。一進一退だな。おわ! 別の敵機とすれ違い様に切られて落ちた! むう。ポイントは!? 4270対…4240。超僅差じゃないか! 残すところあと1分か! 弱ってる敵に集中するぞ! HPが危ないやつはできるだけ敵のいないところまで下がれ!
アカザー曹長:うお!1機落ちた!
ヤマダ二等兵:中継地点制圧~!
ムラノ隊長:またか、お前は! しかし、今はその200点がありがたい!
ヤマダ二等兵:(はじめて褒められた気がする)
ムラノ隊長:今のは褒めたんじゃない。今回は特別に目をつぶっただけだ。
ヤマダ二等兵:だから心読まないで~!!!
アカザー曹長:これでポイントは!?
ムラノ隊長:逃げ切った~!!
【結果】
アスキー小隊 4760ポイント
電撃小隊 4640ポイント
辛勝!!
つかの間の歓喜に沸くアスキー小隊。
開戦当初、圧倒的な技量差で電撃小隊の一方的な試合になると予想された1日戦争は、第2戦で辛くも勝利を収めたアスキー小隊の抵抗により、勝負の行方は第3戦に持ち越されたのである。
次週「勝利の栄光を君に!」お楽しみに!
製品名:機動戦士ガンダム バトルオペレーション
メーカー:バンダイナムコゲームス
対応機種:PlayStation®3
ジャンル:ガンダムオンラインバトルアクション
価格:基本無料+アイテム課金
CERO:B
© 創通・サンライズ
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります