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メタリック仕様のボディーが印象的なウルトラブック『ENVY SPECTRE XT』

2012年09月06日 22時00分更新

『ENVY SPECTRE XT 13-2013TU スタンダードモデル』
日本HP(関連サイト)
●予想実売価格 10万円前後(9月7日発売予定)

メタリック仕様のボディーが印象的なウルトラブック『ENVY SPECTRE XT 13-2013TU スタンダードモデル』


■クリアな高音域を楽しめる

メタリック仕様のボディーが印象的なウルトラブック『ENVY SPECTRE XT 13-2013TU スタンダードモデル』

↑独自の調整により、高音質を実現する〝Beats Audio〟。イコライザー機能などが利用可能。


■i7と比べると数値は下回るが体感できるほどの差はない

メタリック仕様のボディーが印象的なウルトラブック『ENVY SPECTRE XT 13-2013TU スタンダードモデル』

↑シングルの数値が少し低いが、マルチのスコアーは差が少なく上々。フォトレタッチや動画編集といった作業で明らかに遅いと感じるほどの差はない。
※1 比較機:CPU Core i7-3517U(1.9GHz)、メモリー 4GB、グラフィック Intel HD Graphics 4000、ストレージ 256GB SSD

 

■グラフィック性能はほぼ同等で差はほとんどない

メタリック仕様のボディーが印象的なウルトラブック『ENVY SPECTRE XT 13-2013TU スタンダードモデル』

↑誤差だが、同じCPU内蔵グラフィックを搭載したi7よりも高い数値が出た。モンハンのようなパッケージタイトルは厳しいが、ブラウザーゲームなどは快適に遊べる。
※2 テスト環境:電源プランはバランスモードで、省電力機能は全てオフにして実行。解像度は1280×720ドットで統一。


必要十分な機能を薄型のボディーに凝縮

 天板はもちろん、底面、パームレストまで凹凸の少ないフラットなデザインを採用したウルトラブック。特別な材質を混合したというメタルボディーが、高級感を演出している。最薄部が14.5ミリと同じ液晶サイズの製品の中では、かなり薄いのもポイントが高い。CPUは、TDP17ワットの超低電圧版の“コアi5-3317U”を採用。動作クロックは1.7GHzだが、ターボブーストで最大2.6GHzまで上昇するため、性能不足を感じることはほとんどない。バッテリー駆動時間は実測で6時間39分と同クラスのウルトラブックのなかでは長め。1日中屋外で使うというのでなければ、よほどの使い方をしない限り足りなくなることはないだろう。
 インターフェースはUSB3.0とUSB2.0、HDMIと必要最低限だが、しっかりと有線LANまで備えている。外出先のホテルなどの無線LANに接続しづらい場合でも安心だ。キーボードは暗い室内でも使えるバックライト付き。ライトはキーひとつでいつでもオン/オフでき、映画鑑賞時など、ライトがジャマになる場合にスグに消せるのがうれしい。

 

4スピーカー搭載でサウンドにコダワリ

 ノートPCのサウンド環境は、あまり重要視されないことが多いが、ヒンジ近くの2つに加え、底面サイドにさらに2つと計4つのスピーカーを内蔵することでサウンド機能を強化している。さらに“Beats Audio”テクノロジーを採用することで、立体的な音を実現。さすがに低音は弱めだが、スピーカーがどこにあるのかわからないほどの自然な音の広がりを感じられた。冷却ファンの騒音が気になることが多かったため、音楽を聴くときはファン設定を変更し、なるべく騒音が小さくなるよう工夫しておきたい。
 薄さや性能のみを強調するのではなく、デザイン、機能までしっかりと作り込まれた1台。道具として使えるのはもちろん、所有するうれしさも備えた個性派ノートだ。
※バッテリー駆動時間は、『BBench』を使い、ウェブ巡回(1分間1回)をする設定で計測。

SPEC
CPU Core i5-3317U(1.7GHz)
メモリー PC12800 4GB(最大4GB)
グラフィック Intel HD Graphics 4000
ストレージ 128GB SSD
液晶ディスプレー 13.3インチ(1366×768ドット)
通信機能 802.11a/b/g/n、Bluetooth4.0
インターフェース USB3.0、USB2.0、HDMI、ギガビットLAN、SDカードスロットほか
バッテリー駆動時間 約8時間(公称値)
OS Windows7 Home PremiumSP1(64ビット)
サイズ/重量 316(W)×224(D)×14.5(H)mm/約1.39kg

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