IFA2012に合わせHTCは新製品『Desire X』を発表しました。4インチディスプレー搭載のミッドレンジクラスの製品ですが、カメラと音楽機能に優れています。
●コンパクトサイズで高機能なDesire X
HTC Desire Xは新しい画像処理関連チップ“HTC ImageChip”を搭載した、コンパクトでカメラ周りの動作が軽快なスマートフォンです。OSはAndorid 4.0。本体サイズは62.3(W)×9.3(D)×118.5(H)ミリ、重量は約114グラム。ディスプレーは4インチで、解像度は480x800ドット。カメラは従来のHTC Oneシリーズ同様に高機能で、1秒以内の起動、F2.0の明かるいレンズ、28ミリの広角レンズを搭載。動画撮影中の静止画撮影や、HDR(ハイダイナミックレンジ合成)撮影にも対応しています。
↑HTC Oneを中心にしたHTCの展示。 |
↑Desire X。カラーは黒と白の2色。 |
↑背面はカメラ周りに特徴のあるデザイン。 |
↑コンパクトな本体。厚みは9.3ミリ。 |
さらにはHTCの上位モデルでは標準採用されているBeats Audioの高音質なオーディオ機能も搭載。価格は300ユーロ以下の予定で、ヨーロッパでは9月上旬に出荷され、アジアやインドなどでも発売予定とのこと。ドイツではIFA2012の閉幕後にすぐ通信キャリアや家電店で発売が始まるそうです。
↑展示モデルには日本語ロケールが搭載。 |
↑Beats Audioももちろん搭載。 |
なお展示品には日本語ロケールも搭載されていました。スマートフォンとしてのスペックはミッドレンジですが、音楽とカメラに関しては同社の上位モデル、HTC Oneシリーズと遜色ないレベルのものを搭載しています。日本向けにカジュアルな音楽&カメラ端末として、低価格での販売を期待したいところです。
↑既存のHTC Oneシリーズも展示。 |
ほかにはHTC One X、One S、One Vなどの上位モデルも展示。すべての製品にBeats Audioヘッドホンを接続し、音楽再生機能を大きな売りとして展示していました。
またカメラ機能やハイビジョンTVへの画面出力、高速なプロセッサーによる快適な操作性、そして同社独自のインターフェース“HTC Sense”の最新バージョンの説明なども行なわれていました。
●関連リンク
IFA2012
最新情報は週アス公式ツイッターでもツイート予定!
フォローはこちらから→ @weeklyascii
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります