GALAXY Note IIとGALAXY Cameraという2つのAndroidスマートフォンをIFA2012で発表したサムスン。同社のブースはスマートTVやPCなど主力製品をずらりと展示していましたが、スマートフォン関連の展示は前述の2機種を中心に行なわれていました。
↑巨大なサムスンブースの一角がGALAXYの展示コーナー。 |
↑最も人気が集まるGALAXY Note II。 |
↑カラバリも豊富なGALAXY Camera。 |
ブース内で人気が高いのはやはりGALAXY Note II。特にS Penを使った操作が人気を集めていました。初代Noteより本体がややスリムになったサイズも評判が高いようです。またGALAXY Cameraは黒、白のほかに、メタリックなピンクとオレンジのモデルも展示。女性客から人気を集めていました。
↑S Penとスピーカーが改良されたGALAXY Note 10.1。 |
↑GALAXY S IIIは3Gモデルを展示。 |
すでに発売中の製品としては、今夏から発売されているGALAXY Note 10.1とGALAXY S IIIを展示。ということでGALAXYシリーズの展示は4機種だけでしたが、スマートフォン本体以外の展示も充実していたのが今年の特徴でした。そのなかでも注目したいアクセサリー類をご紹介します。
↑GALAXY S IIIをノートPCスタイルで使えるSpider Laptop。 |
↑表面は金属素材、本体の質感は高い。 |
GALAXY S IIIコーナーに出展されていたのが韓国の通信キャリア、KTが販売する『Spider Laptop』。同社は昨年のIFA2011で、スマートフォンがタブレットやノートPC型のドッキングステーションと合体する『Spider Phone』を発表しました。このSpider Laptopは類似のコンセプトを持った製品で、GALAXY S IIIを内蔵はできないものの、専用のMHLケーブル接続により大型のディスプレーとキーボードを備えたノートPCライクに利用できます。
Spider LaptopにはCPUやメモリーは搭載されておらず、GALAXY S IIIの画面出力をそのまま表示します。ディスプレーは11インチ、解像度は1366×768ドット。重量は890グラムで、8500mAhバッテリーで長時間の利用も可能。現時点ではGALAXY S IIIしか利用できませんが、今後はほかの機種でも対応できるようにする予定とのことです。韓国では8月29日からKTが販売を始めたそうで、価格は2万円台前半とのこと。海外市場への拡販は未定ですが、各国のキャリアなどと交渉を行なっているとのことでした。
↑カラフルなカバー類が楽しいGALAXY Camera。 |
↑防水ケースやマクロフラッシュ、非接触充電台なども。 |
GALAXY Camera用には、ボディープロテクターカバーや背面の液晶を保護してスマートフォンのようにカバーできるフリップカバーなどが複数展示されていました。プロテクターカバーは本体の色を着せ替えできるのが面白いところ。それらに加えて本格的な撮影を可能にするための防水ケース、マクロ用のフラッシュ、移動しながらの動画撮影のためのカメラスタビライザー、非接触充電台なども出展。これらはGALAXY Camera発売後、順次市場に投入されるとのことです。
↑GALAXY Note II用の純正アクセサリーも早くも登場。 |
GALAXY Note関連のアクセサリーは、GALAXY Note 10.1だけではなくGALAXY Note II用のフリップカバーが早くも出展されていました。特に電池カバーと交換して利用するフリップカバーは12色も用意されていて、本体サイズを厚くすることなく多数のカラバリが楽しめます。GALAXY Note 10.1のケースもライトブルーやピンクなど、明かるい色合いのものも販売されます。
↑USBポートもあるクレードル。 |
↑S PenはBluetooth内蔵タイプも。 |
GALAXY Note IIを充電できるクレードルには、USBポートが2つ備わっています。USBホスト機能に対応しており、ここにキーボードやUSBメモリーを接続して使うことが可能なようです。持ち運び時に便利なバッテリー専用の充電台もあります。またS PenはGALAXY Note II用、GALAXY Note 10.1用のものが別売され、これらは初代GALAXY Noteでも利用できます。さらにはBluetoothヘッドセットを内蔵したS Penも登場。ボールペンサイズなので握りやすく、これで通話もできる優れモノです。
↑日本で発売して欲しいGALAXY S III用のケース類。 |
ほかにもGALAXY S III用のフリップカバーやプロテクタカバー、ポーチなども展示。ヨーロッパではすでに発売中のものとのことです。フリップカバーはこちらも色数が豊富で、日本でもぜひ発売してもらいたいものですね。
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IFA2012
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