未来のデジタル機器がどかどか発表されているIFA2012を取材しているガチ鈴木@ドイツです。2日間のプレスカンファレンスを終え、いよいよ一般の人も入場できるようになりました(開催は9月5日まで)。
今年の基調講演は日本セイコーエプソンの碓井稔代表取締役社長がつとめました。日本の“匠”と“物づくり”の技術から欧州金融危機をどう乗り越えるか、人と技術の大切さを説きました。すでに日本は“メイドインジャパン”のブランドを失ったけれど、技術のある企業はまだまだ世界で戦えると勇気づけています。
主役はなんといっても10月に発売を控えるWindows 8の搭載PCだマイクロソフト自身の出展はないものの、インテルのブースに展示されたUltrabookをはじめ、デル、ソニーなど10月末発売予定のWindows 8のマシンを各種展示しています。
ソニー、東芝、シャープは4Kのテレビを展示。パナソニックやLGエレクトロニクス、サムスンも大型テレビから、スマートTVまで数多く展示しています。
サムスンは会場入口から、すぐのところに大きなホールを貸し切り、発表したばかりの『GALAXY Note II』や『GALAXY Camera』などを展示。目立ちまくってます。世界的には白物家電も大人気の同社。これらはさらに別ホールを貸し切ってアピールしています。
入口ののぼりは正面がサムスン、ICC側の入口はLGエレクトロニクスと、韓国企業の勢いを象徴しておりますね。
スマートフォン関連も、アクセサリー類だけでひとつのホールが埋まってしまうほど。あ、Angry BirdsのUSBメモリー見つけましたよ、欲しい! 思わぬ出会いがあるのもIFAならではです。日本からきているバイヤーのみなさん、いっぱい掘り出し物見つけてくださいね。
日本でもおなじみのデロンギなど、キッチン家電系も充実。エスプレッソが飲めたり、パンを試食できたりと、楽しみが多い展示です。
IFAは“お祭り”と言われているだけあり、ほかの海外カンファレンスと比べても、とにかく楽しいことがいっぱい。突如、現われた全身緑のタイツの集団、どうやらキヤノンのフォトサービスのよう。いたるところで遭遇します。この格好でフツーにブースを見学してるのですから……。
お祭りに欠かせないのがビールです。さすがドイツが会場なだけあって、どこでも飲めます(もちろん取材中は飲んませんよ!)。もう、入口からビール渡されますから。会場内どこにいても、水より入手しやすいですね。
会場の中心部は公園になっていて、ここにステージがあります。ライブなんかが行なわれており、もちろんビールを飲みながら楽しめます。コチラ、開場して間もない様子なのですが、昼間というのに浴びるように……8月は終わりましたが“ビールクズ”は終わりませんな。
もちろん、美女も忘れずにお届けしますよ!
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IFA2012
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