キングソフトは、同社のオンラインストレージサービス『KDrive』を、従来の2GB(友だち招待最大10GB)から無料で最大50GBまでと大幅に増量するなど、機能を大幅に拡張した。
容量は、30GBからはじまり同社の『KINGOSOFT Office』のシリアルナンバーを入力したり、友だち招待したりすると容量が増量する。1日1回『KDrive』にログインし、チェックインボタンをクリック、タップするとランダムで容量追加も行なわれといった遊びの要素も用意されている。
また、PCやスマホアプリのクライアントも機能を拡張している。
PCクライアントでは、ローカル上でナビゲーションパネルが追加。パブリックリンクや他のKDriveユーザーとのファイル共有が、ウェブブラウザーを開くことなく行える。
↑ファイルの共有のほか、7日間であれば変更履歴からファイルを復元することもできる。 |
iPhoneアプリは、『クラウドカメラ』と呼ばれる新機能を搭載。この機能で撮影した写真は、自動で『KDrive』へと保存される。ローカルに保存されないため、iPhoneの内蔵ストレージ容量を気にせず写真撮影が楽しめる。
※新機能搭載バージョンアプリは、近日公開予定。
アンドロイドアプリでは、フォルダーごとに写真がアルバム化される『クラウドアルバム』やパブリックリンク、SNSとの連携で友人とファイル共有機能が追加された。
↑画像はサムネイルで一覧表示される。ここから、ほかのユーザーとの共有、メール送信も可能。 |
『KDrive』は、すでに15万人以上利用されており、今回の機能拡張も踏まえ、年間100万ユーザーを目指すとしている。
【サービス概要】
製品名:KDrive
使用容量:完全無料30GB
無料容量追加サービス(最大50GB)
・『KINGSOFT Office』のシリアルナンバー入力により20GB容量追加
・『KDrive』のPCクライアントの初回ログインにより2GB容量追加
・『KDrive』のアンドロイドアプリ初回ログインにより5GB容量追加
・友だち招待1人につき2GB容量追加
・『KDriveオンラインスペース』、『KDriveクライアントソフト』、iPhoneアプリ『KDrive』、『KDrive for Android』のチェックインボタンをクリックもしくはタップするとランダムで100MBから1GB追加(1日1回のみ)
有償容量追加サービス:
・月額版 30GB(500円/月)、50GB(800円/月)、100GB(1500円/月)
・1年版 30GB(6000円/年)、50GB(9600円/年)、100GB(1万8000円/年)
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