週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

温度差マイナス21度の強冷却グラボ『N670GTX Twin Frozr IV PE OC』

2012年08月16日 13時30分更新

N670GTX Twin Frozr IV PE OC
●MSIコンピューター(関連サイト
実売価格 4万5000円前後

893_GTX670


ゲーム中の消費電力とGPU温度を比較

893_GTX670

↑ゲーム中でも60度を超えないのは驚き。コアを1.2GHzにOCしても66度と、冷却力に十分な余裕がある。


動作クロック比に順当な速度アップ

893_GTX670

↑リファレンスと比べると、動作クロック比とほぼ同じ4%の性能アップ。ゲーム時の騒音は約40デシベル。


リファレンス版より21度も冷える強冷却仕様のOC版GTX670グラボ

 コアクロック970MHz 動作のGTX670を1019MHzにオーバークロックした製品。『バトルフィールド3』は常時63fps、『PSO2』でも109fps以上維持できる性能を誇る。これはGTX670リファレンス版よりも約4%速い。

 だが本製品の肝となるのは独自設計クーラーの性能だ。ゲーム中でもGPU温度を60度程度に収める冷却力がある。さらにOC版なのにリファレンス版より約2ワット(アイドル時)省エネな点など、完成度は極めて高い。ノイズが少々甲高く気になるので、通気性重視より遮音性重視のPCケースで使いたい。

SPEC
GPU GeForce GTX670
インターフェース PCIエクスプレス×16(Gen3)
SP数 1344基
コアクロック 1019MHz(ブーストクロック 1097MHz)
メモリークロック 6008MHz相当
メモリー搭載量/バス幅 2GB GDDR5/256ビット
出力端子 DVI-I×2、HDMI×1、DisplayPort×1
補助電源コネクター 6ピン×2
サイズ/重量 267(W)×38(D)×117(H)mm/約780g

※『N670GTX Twin Frozr IV PE OC』:テスト環境 CPU Core i7-3770K(3.5GHz)、マザーボード ASUSTeK『P8Z77-V PRO(Intel Z77)』、メモリー DDR3-1600 4GB×2、ストレージ インテル『Intel SSD330 120GB』、PCケース Zalman『Z9 Plus』、【ゲームの設定】『バトルフィールド3』最高画質設定、『PSO2』画質5設定。『Fraps』で実フレームレートを測定。【温度の測定】OS起動後10分後、および『バトルフィールド3』10分プレー後に、『HWiNFO64』でGPU温度を取得。【騒音の測定】パーツをケースに組み込んだ状態で、ケース正面30cm位置から計測。計測時にはケース付属のファンは停止させ、CPUとGPU冷却ファンのみ回転。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります