iPhoneを音楽プレーヤーとしてはあまり評価していないジャイアン鈴木です(偉そうでスイマセン)。なんかiPhoneって音が平坦な気がするんですよね。
そんなワタシがiPhone 4Sで音楽を聴きながら日課のサイト巡りをしていたら、pocketgamesで気になるアイテムを見つけました。それはバッテリー内蔵ジャケット型ヘッドホンアンプ『VAMP』です。
パッケージも高級 |
びっくりしたのは“6万900円”という価格。ほとんどiPhone 4Sの端末価格に近いじゃないですか。「値段に見合うだけのサウンドなの?」と少々イジワル目線で、どれだけ高音質化されるのか検証するため、pocketgamesから取り寄せてみました。
同梱物は本体とケーブルのみ |
なかに入っているのはVAMP本体と、ミニUSBケーブル、そしてマニュアルです。
ジャケット部はゴム製 |
iPhoneに直接触れる部分は少しきつめ&かためのゴム製です。ですがゴム製だけあって、装着も脱着も手間ではありません。装着・脱着時にキズがつく心配が少ないのはうれしーですね。
それでは6面をじっくり見てみましょう。
前面 |
背面 |
上面 |
※左から、イヤホン端子、ボリュームダイヤル、モードスイッチ |
底面 |
※左から、ゲインスイッチ、リセットスイッチ、ミニUSB端子 |
左側面 |
※左からインジケーター、バッテリー確認/イコライザー切り替えボタン |
右側面 |
各部様々なスイッチやらつまみやらインジケーターが配置されていますが、ひんぱんに操作するスイッチ類は上面のみです。モードスイッチを“○”にするとアンプの電源がオフとなり、上のふたつに合わせるとアンプの電源が入ります。中央の“|”と稲妻マークの位置に合わせると、アンプの電源をオンにしたうえで、iPhoneにも電源を供給します。つまり、アンプとして長時間使いたい場合は、一番上の“|”に合わせればいいわけです。
ちなみに右側面のボタンを押しながら、モードスイッチを動かすことで、イコライザーモードを切り替えられます。
“Pure”モード |
“V-MODA eQualizer” |
赤色の“Pure”モードは原音をそのまま出力するモード、緑色の“V-MODA eQualizer”はV-MODA独自のモードで、立体音場や低音を強化します。
さて、使い方もわかったところで、早速試聴してみましょう。イヤホンは『Shure SE535』を使いました。
試聴開始! |
試聴してまず感じたのが、音の存在感が強調されていることです。雑味が入らず、それぞれの音が膨らんでいるので、個別の音の伸びやキレをより強く感じます。
ワタシが重視する、ボーカルの変化も好印象です。音の位置は変わらず、声が伸びやかに、また耳のなかで響く……という印象です。より身近に感じるというとおわかりいただけるでしょうか?
総合的な評価を、すっごく単純にお伝えすると、同じ音量でも音が強くなっている……という印象ですね。VAMPと組み合わせて一度聴いたら、手放せなくなりそうです。
ナベ子もオススメ!? |
あまりにハイクオリティー&パワフルなiPhone 4SとVAMPの組み合わせによるサウンド。ちまたではiPhone 5の発表が噂されていますが、iPhone 5に機種変更するよりも、VAMPを買ったほうが幸せかもしれません。
VAMP
メーカー:V-MODA
価格:6万900円(pocketgames販売価格)
製品公式サイト
製品販売サイト
(2012年8月3日18:43追記)記事初出時、本文中の価格が間違っていました。お詫びして訂正いたします。
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