週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

気が付いたらNokia 808 PureViewを日本語化していました:週間リスキー

2012年07月20日 23時00分更新

 Nokia 808 PureViewがどれだけフンガーな海外端末かは、私よりこの方に聞いていただいたほうが手っ取り早いかと思いますが、まぁBelleとはいえSymbianですからね。今どきのiPhoneやらAndroidと比べちゃいけまへん。それよりカメラですよカメラ。4100万画素ってアータ……。

ひっさしぶりのSymbian〜
PureView
↑なんか、やっぱWindows Phoneより落ち着くの。ノキアはシンビア〜ンなんだフォー・ミー。消えゆく言われつつ消えない。サラサラ動く。サラサラ。無理してるのは知っている。
カールツァイスの4100万画素
PureView
↑独カールツァイス製のカメラは、MWCで度肝を抜いた4100万画素。レンズ部はかなり厚いですが、デザイン上のインパクトとなっております。かっこええ。とくにブラック。アップルに負けないデザインやれるのは、ノキアしかないと思っている。

 iPhoneのカメラと比べてみまひょ。iPhoneのCMOSはソニー製だから、日本対ドイツっすな。あ、このフレーズ前も使った気がする……。成長しねーな。オリジナルの画像はアップできなかったので(我々的問題)、いずれも4分の1に縮小しております(画像クリックで拡大します)。

PureView
PureView
iPhone 4S
PureView

 PureViewは4100万画素のフルレゾモード。ピントが合いにくいのよね……。iPhoneはHDRオンです。解像感はPureViewが勝っていますね。続いてお料理撮ってみます。

PureView
Nokia_PureView
iPhone 4S
Nokia_PureView

 もう完全に消化してしまったので、お腹が空いてきてしまいました。照明暗かったですが、どちらもよく撮れています。あ、iPhoneはHDRオンね。お次、人物。たまたま通りがかった国籍不明の方です。

PureView
Nokia_PureView
iPhone 4S
Nokia_PureView

 なんでこんなポーズしてたんでしょうかね。こちらはPureViewモード(フルレゾで撮影し圧縮して保存)なので、800万画素まで落とされてます。それをさらに25%に縮小したのでiPhoneのほうが細部がクッキリとしているように見えますが、実際そんな差はありませんでした。では、マクロいってみましょうかね。

PureView
PureView
iPhone 4S
PureView

 ん~、マクロモードをオンにしてもあんま寄れないですね。いずれにしてもiPhoneのほうがピントは合いやすい……とか言ってたら、怒られましたよ、通りがかりの人に。「違う! そうじゃない! 撮り方が間違っているっ」って。

 PureViewモードではズームできますが、光学ズームではなく、つねにフルレゾで被写体を捕らえています。なので、近づかなくていいのだそう。フルレゾモードで撮影し、あとでトリミングするのと同じことをPureViewモードでは自動でやってくれているのですね。というわけなので、言われるがまま、ある程度離れてズームでマクロ撮影してみましたよ(iPhoneでも同じように撮影)。

PureView
Nokia_PureView
iPhone 4S
Nokia_PureView

 おおっ! (ちなみに被写体は通りがかりのハカセの人の別なPureViewダス)。違いは一目瞭然ですな。一応、トリミングして確認してみましょう。

PureView
Nokia_PureView
iPhone 4S
Nokia_PureView

 こいつぁフンガーだわ。PureViewのほうが断然よく細部を再現しております。

画像編集がサラサラ
Nokia_PureView
↑なお、デフォルトのギャラリーではリサイズやトリミングなど一通りのことができてしまうのです。そして、これがヒジョ〜にやりやすい。リサイズなんて指をスライドするだけでパーセンテージが変わり、サクッと保存できちゃう。スマホ以上。恋人未満。カメラ機能をとことん追求したモデルなのですね。

 いじょ。PureViewはカメラだけでいいと思ってました。が、なんかやっぱ血が……。やんちゃな頃の私なら AllFiles化(rootみたいなもん)までいっきにやったでしょうが、さすがにメイン機にはしないでしょうから、日本語化と、基本的なサービスのみセットアップしてみますわ(ユーザー会のみなさまのブログ、参考にさせていただきました)。

中華日本語表示可
PureView
↑香港版なので中華フォントで日本語は表示できる。絶対ヤダけど。
まず入力を……
PureView
↑定番の+Jで。ライセンス、1時間くらい探しました。もちろん、フルタッチ端末用をインストールします。フォントはまだ入れない。
PureView
↑環境設定で松茸をオンにするだけです。
入力でけた
PureView
↑ん〜、なんちゅーバランスや……。
Font Zoomerでフォント入れ替え
PureView
↑日本語フォントを調達し、Font Zoomerで導入。インストールするとCに“FontZoomer”フォルダーができるので、そこに.ttfファイルを置きます。
PureView
↑リストからフォントを選択、Apply、再起動で、だん。ただ私の場合、最新版のFont Zoomerだとうまくいかず、古いバージョンだとうまくいきました。ん〜、ようわからん。
いとへんを見てよ
PureView
↑ほ〜ら、美しくなった。フォントはいろいろ試しましたが、私は最終的にN82に入ってたのにしました。
PureView
↑松茸での入力もこの通り。
Twitterもサラサラ
PureView
↑なつかしのGravity入れてみましたよ。iPhoneでもAndroidでもコレにかなう統合クライアントを私は知らない……。
そうだMSと仲良しだったんだ
PureView
↑システムをアプデすると、MS謹製のOfficeアプリが導入されます。Live IDで同期も可。Windows Phoneだけじゃなかったのね。まぁiOS版つくってるそうですケド。
Googleとも仲良し?
PureView
↑もちろんGoogleサービスも使えます。Nokia Mapなんて日本じゃ使いモノになりませんが、ちゃんとGoogle Mapをインストール可能。ただ、BlackBerry同様、Gmailのクライアントはなくなった。SymbianとBlackBerryは、そのうちGoogleから見放される運命なのかな……。

 このところ以前ほど海外端末にワクワクしなくなってたのですが、この子はホンマかわええわぁ。Androidに飽きてきていたというのもある。7月29日のユーザー会では、はたして何人の方がお持ちよりされるのかしら? 情報交換したいわ。お待ちしております!(あ、イベントの詳細は追って)。

<オマケ>
 ハカセの方がくださいました! 好きなのかな……。

ノキア純正ケース
Nokia_PureView
↑ハードカバーでございます。カラーはブラック。
Nokia_PureView
↑カメラレンズのカバーが付いております。
Nokia_PureView
↑さすが純正クオリティー。これで安心して持ち歩けます。一回り大きくなりましたケド。

著者および編集部は、技術基準適合証明(技適)を受けていない通信機器の利用を勧めるものではございません。通信機器は各国の法律に基づいて利用してください。各国の法律に反して利用しても、著者および編集部は一切責任を負いません。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります