今回紹介するのは、金持ち御用達のブランド『Bang & Olufsen』のデジタル音楽プレーヤー。このメーカーは、プラズマテレビなんかも発売しているが、そのお値段は60インチで200万円オーバー。で、今回紹介する音楽プレーヤーも価格はなんと33万円!
「デジタルプレーヤーにそんなにお金をかけるのか!?」と感じる人もいるだろうが、その完成度はすばらしいのひと言なのである。
デザインがすばらしいのは言うまでもないのだが、10インチの液晶に再生曲のタイトルなどが表示され、その横にある3層式のジョグダイヤルで簡単に操作ができる。この“簡単に操作できる”というのが大事。というのも、こいつは無線LANやUSBで接続されたパソコン、NASサーバー、USBメモリー、携帯デバイスなどに保存されているデータにアクセスし、音楽を再生するものだからだ。保存している音楽の曲数は人にもよるだろうが、それらの大量の曲数をジョグダイヤルだけで簡単にセレクトできるってのは、すごい!
あとはネット接続でウェブラジオも再生できる機能もあるらしい。さらに、サーバー上の楽曲のリズムや曲調を解析し、同じ傾向の曲をプレイリスト化する“MOTS”なる機能を備えているとか。ま、これはiTunesでのジーニアスと同じ機能なんだけど。とりあえず、オーディオマニアなら、一度は触ってみるべきだろうな。
■今週のガジェット■
『BeoSound5 Encore』
ロスレスフォーマット(WMA、FLAC)に対応した、高級志向のデジタル音楽プレーヤー。無線LAN内蔵で、ネットラジオも視聴可能。
付属の壁掛けブラケットで、インテリアふうにも。ちなみに、別売のフロアスタンドは6万1950円と、周辺機器も高価だ。
発売:Bang & Olufsen(関連サイト)
実売価格:32万9700円
■今週の近況■
GoogleMapとEarthで都市を丸ごと3D化だって。自社の専用空撮機で空撮し、機械視覚技術を用いて自動的にデータを作成するとか。さすが、技術系IT企業は金の使い方がクール。アップルでは独自のマップ機能でコレを目指すのか? どんどん競争しちゃってください!
※この連載は週刊アスキー2012年7月31日号(7月17日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文オフィシャルブログ
『六本木で働いていた元社長のアメブロ』
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