ボタンひとつでインターフェース部が開閉するMagicFlipを採用したウルトラブック。開閉はキーボード右のボタンでいつでもでき、スリープや電源オフ時には自動で閉まります。
インターフェースの使用状況を自動認識、接続されて時は閉まらないようになっており、USBメモリーなどを抜き忘れたまま電源を切っても大丈夫。試しにUSBケーブルだけを接続してみましたが、機器を接続していなくてもしっかりと認識、自動で閉まったりしませんでした! インターフェース部を閉めたまま利用していても、本体温度が上昇すると自動的に開くようになっており、薄型ノートでありがちな冷却能力不足をギミックで改善しています。
SSDの容量は256GB。これは128GB×2のRAID 0という速度重視構成になっています。ベンチの値でも読み込み、書き込みとも毎秒650MBを越え、デジカメ画像や動画など、ギガバイト単位のファイルを扱う場合に威力を発揮してくれそうです。
ポートを閉じた状態での最厚部は15ミリ、重要は1.2キロで13インチクラスのウルトラブックではトップクラスの薄型軽量。バッテリーは実測で約5時間弱と、十分実用的。ACアダプターは小型で、本体との合計重量は1.5キロ程度です。
液晶解像度は1366×768ドットと並ですが、新世代CPU&SSD採用で性能は確実にアップ。インターフェースにもUSB3.0と最新のThunderboltを搭載するなど抜群の拡張性を誇っています。独特のギミックからイロモノに見られやすいが、しっかりしたつくりで、長く使えそうな1台ですね。
日本エイサー
『Aspire S5-391-H74U』
実売価格 15万円前後
CPU i7-3517U(1.9GHz)
メモリー 4GB(最大4GB)
ストレージ SSD 128GB×2(RAID 0)
グラフィック Intel HD Graphics 4000
液晶ディスプレー 13.3インチ(1366×768ドット)
インターフェース Thunderbolt×1、USB3.0×2、HDMI、SDカードスロットほか
バッテリー駆動時間 約6.5時間(公称値)
OS Windows7 Home Premium SP1(64bit)
サイズ/重量 324(W)×227(D)×15(H)mm/約1.2kg
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