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今のどうだった?を即座に確認できるiPadアプリに惚れた!

2012年07月06日 12時00分更新

PastVid - 過去を映すビデオ

『PastVid - 過去を映すビデオ』
バージョン:1.1
App Store価格:170円
(バージョンと価格は記事作成時のものです)

 スポーツの練習中など「今のどうだった?」ってことはよくある。高価な専用機器がなくても『PastVid』があればiPadで確認できる。

十数秒前の映像をチェックするのに最適
PastVid - 過去を映すビデオ

 PastVidは、iPadのカメラでとらえた最大十数秒前の映像を、気になったときから撮影し、そのシーンを再生できるアプリ。たとえば、気になるフォームの確認を、標準『カメラ』の動画機能でやるとしよう。一連の流れは、録画開始→練習開始→気になったら録画終了→気になるシーンを探す→再生して確認→録画再開、のような感じになる。気になるシーンを探すのもひと苦労だし、めんどうでとても毎回やる気にはならないよね。

 ところがPastVidなら、はじめにアプリを起動すれば、あとは練習を開始するだけ。気になったらいつでもPastVidで数十秒前を記録し、直前のシーンを確認できる。気になるシーンを探したり、録画終了/再開する手間は不要! 背面カメラはもちろん、正面カメラにも切り替えられるので、スポーツ以外にも活用できそうだしね。音声は録音されないのでご了承を。

ムービーをカメラロールに保存
PastVid - 過去を映すビデオ

 弱点克服に役立つのがループ機能。「今のフォームどうだった?」てなときは右下ボタンを押し、ループモードにしよう。すると直前のシーンが繰り返し再生され、気になる部分をじっくり確認できる。

 さらに気になるシーンを下部のスライダーで絞り込み、右上のボタンでカメラロールに動画を保存していけば、練習後のミーティングなどで反省点を振り返る際に、とてもスムーズに話が進むよ。

最大15秒前のシーンから録画
PastVid - 過去を映すビデオ

 過去にさかのぼれる時間は、最大15秒前まで。というと「えー!?少ないじゃん!」って思うかもしれない。だけど、実際にフットサルの練習やゴルフのスイングなどで試してみたら、15秒もあると想像以上に余裕をもって、直前の様子を振り返ることができホッとした。

 ちなみに下部のボタンで普通に録画することも可能なんだけど、ちょっと注意。“常にバッファ先頭から録画”を“オン”にしておくと、本来なら下部の録画ボタンを押したときに指定秒数前から録画するハズ。なのに、なぜか現在からしか録画されないんだよね。

アプリ起動は遅め
PastVid - 過去を映すビデオ

 残念なのは、アプリの起動が遅い点。これは、過去の映像を一時的にため込み、再生するというアプリの性質上、仕方がないんだろうね。だとしても、その間一切操作できないのはちとツライかな。

 背面/正面カメラの切り替えボタンを押しても、なかなかカメラが切り替わらない点と合わせ、今後の改善に期待したい。ふだんよく「今のどうだった?」って思う人は、使ってみると新たな発見があるかも!?

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『PastVid - 過去を映すビデオ』
バージョン:1.1
App Store価格:170円
(バージョンと価格は記事作成時のものです)
(c) Hirohito Kato

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※このアプリはiPhoneとiPadの両方に対応しています。
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