本日リリースされたばかりで7月20日発売予定の『G600』がさっそく編集部に到着。担当から強奪していじり倒してみましたよ! 最近親指側にたくさんのボタンを装備するマウスは増えていますが、後発のロジクールはいろいろ工夫をこらしています。
まずはこの手のマウスは親指側のサイドボタンの“狭さ”が気になるところ。G600は一見均等に並んでいるだけに見えますが、よく見るとマウス先端側6個、手前側6個に別れた構造になっています。
そして、3×2列のボタンが中央に向かってくぼんでいるので、親指の腹がフィット。腹を前後に移動するように押すといい感じ。また、サイドボタンひとつひとつが微妙に形状が異なり、たくさんありすぎてどれがどれだかわからない、ということもありません。親指を立て気味にひとつずつ押す場合もわかりやすいです。ほかの多ボタン系マウスよりシンプルなボタン配列ですが、操作感はダントツでした。
さらに、左クリック右クリックに加えて“薬指クリック”を用意。デフォルトでは、サイドボタンの割り当てを“数字キー”から“Ctrl+数字キー”に変更する役割になっていますが、もちろん別のキーにも割り当て可能です。
それでは、さっそく『Diablo III』で使うボタンの登録に挑戦。ユーティリティー『Logicool ゲーム ソフトウェア』は、ゲームクライアントを検出してキーの割り当てを自動切り替えしてくれます。
Diablo IIIの実行ファイルを登録したプロファイルを作成。これでゲームを起動するとこのプロファイルが呼び出されます。ただし、ゲームによっては、こういったマウス用ユーティリティーを不正なソフトとして認識してしまう場合もあるので注意が必要です。最悪の場合、アカウントを停止される可能性もあるので、使用する場合は自己責任でお願いします。
Diablo IIIで頻繁に使うキーは以下の通り。
“1” スキル欄その1
“2” スキル欄その2
“3” スキル欄その3
“4” スキル欄その4
“Q” ポーションを使用
“I” インベントリ(かばん)を開く
“S” スキル一覧
“Tab” マップを開く
“F” フォロワーのステータス
“Space” 全てのウインドーを閉じる
“Shift” 押しっぱなしで移動せずにその場で攻撃
こんなところでしょうか。ほかにもショートカットはいくつかありますが、余裕でサイドボタンにはいります。
私の場合はShiftを“薬指クリック”に割り当てるといい感じでした。敵に近づかずに攻撃したい遠隔職には必須の機能ですね。
あとはDiablo IIIを起動すればオーケー。無事動作を確認しました。文字列も登録できるので、やろうと思えばパスワードの入力も可能。PCの電源を入れてから一度もキーボードに触れずにDiablo IIIが遊べます。“Esc”キーを割り当てれば、ゲームの終了までできます。これで、空いた左手でジュースを飲むのもよし、ほおづえをつくもよしです!
重量130グラム前後とほかの多ボタンマウスと同じくらいで、ふだんは軽量ガチ仕様のゲーミングマウスZowie『AM』などを使っているので重く感じます。しかし、この快適さはクセになりそう。
だったらゲームごとにマウス変えればいいじゃん! と気付いてしまったので、MMO系ゲーム用に『G600』を買います!
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