週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

モーニング娘。の鞘師里保が、天真らんまんに表紙を飾るっ!

2012年07月02日 16時00分更新

 週刊アスキー8月7日増刊号(7月2日発売)の表紙は、モーニング娘。の9期生として活躍し、7月4日には金字塔となる通算50枚目のシングル『One・Two・Three/The 摩天楼ショー』が発売される、鞘師里保さんが登場です。

 2010年のオーディションで合格し(当時小6)、昨年お正月のコンサートにてモーニング娘。の新メンバーとしてお披露目となった鞘師さん。昨年9月には早くも後輩の10期生が加入し、さらに現在は11期生のオーディションも進行中です。

表紙 鞘師里保

 このように、週アスの表紙としては史上最年少となる14歳の鞘師さんですが、モーニング娘。ではすでに先輩としての自覚も芽生えています。今回はその状況や新作シングルについてインタビューしてみました。

――いまや先輩が2人(6期生の道重さゆみ、田中れいな)だけになりました。

鞘師「今度11期も入ることになりましたし、立ち位置的には、6期、9期という順番になっています。これまでは自分たちのスキルアップに必死みたいな感じで、光井(愛佳、8期)さんがいつも先輩たちと、9期や10期の中間で私たちを支えてくださっていたんです。これからは9期の私たちがその立場かなと思っています」

「先輩と後輩のあいだで、しっかり周りを見ることが大事だなと思っています。そこからみんなが繋がるというか。みんなを支えて、みんなが集まれるような、ひとつになれるようなグループにしていきたいなと思います」

「これからは9期や10期が中心となっていくんじゃないかと思っているので、もっともっと自分がみんなのことを引っ張れるような存在になりたいなっていうのがあって、最近すごい意識し始めているところです」

――先輩と後輩を繋ぐ大事な役割を担う9期生ですが、そのなかでも役割みたいなものがありますよね。

鞘師「そうですね。ふくちゃん(譜久村聖)は9期、10期の中でも一番経験があって、9期ではいちばん年上ですし、10期が入ってきてからはまとめ役をやってくれています。みんなをリードしてくれてるっていうか、いろいろ教えてくれるっていうか、エッグ時代からの経験も多いので、お姉さんっぽい雰囲気がありますね」

「えりぽん(生田衣梨奈)は、以前は『新垣さ~ん↑』って甘える感じだったんですが、まだそういう余韻は残ってるんですけど(笑)、いまは「9期がしっかりせなね」っていうふうに気持ちとかが変わってきていると自分でも言っています。だから、みんなをまとめられるような存在になるんじゃないかなと思っています」

「ズッキ(鈴木香音)は、人と慣れることがすごく得意。私は最初、すごい人見知りだったんで、香音ちゃんの慣れやすさっていうか人と会話がすぐできるところがすごいなと思ってたんです。そういう面で10期や11期と先輩との交流を深めるカギになるっていうか、そういう役割をしてくれるんじゃないかなと思います」

「私は、そうですね、だいぶみんなとも話せるようにもなってきて(苦笑)、先輩ともふつうにしゃべれるようになってきました。最近は『ホントに明るくなったね』ってファンのかたからも言われるようになったし、以前の一匹狼みたいなイメージがだんだんなくなってきて、みんなとキャッキャやれてる感じになってきました。そういう意味で、グループの雰囲気を変えれるようになりたいです」

――鞘師さんは、もともと少し大人びていましたよね。

鞘師「以前、占いをしてもらったときに、『鞘師さんは生まれた時から精神年齢が43歳』って言われて(苦笑)。そのとき言われたこともいろいろ合っていて、もしかしたらそうなのかもと思っちゃいました。周りを見たりするのが好きっていうか、たしかに大人びてるなあと自分で思ったりするときもあります」

――今後、モーニング娘。を9期色や鞘師色に染めちゃおうという意識はありますか。

鞘師「みんなをまとめていきたいっていう気持ちはあるんです。最近、みんなで協力しているのがすごい感じられるんです。9期も最初は、ケンカすることも少なくなくて、自分の意見を通そうとすることも多かったんです。それが最近は、みんなの意見を取り込んで、新しい結論が出る。4人の意見から新しいアイデアが出たりするんで、もっともっとみんなで協力していきたいなって思ってます」

――ところで加入当初、自分がモーニング娘。にいるという現実をどう感じていましたか。

鞘師「最初のころはモーニング娘。に入った実感があまりなかったっていうか、自分が『モーニング娘。です』って言うのもどうなのかなっていう違和感はありました。メンバーとして成立してるところまで追いつけている気分ではなかったです。実はいまでも、自分の職業が歌手だっていうことにまだ違和感があります。『私って歌手なんだ!?』って思っちゃうというか、そんな気持ちになることがあります」

「でも最近、先輩たちから『みんなをまとめられるようにがんばってね』とか言われたりします。高橋(愛)さんが卒業されるときにもそう言われたし、そのときくらいから少しずつ、モーニング娘。のひとりとしてがんばんなきゃなっていう意識があったっていうか。自分がもっと良くなるようにがんばろうということじゃなくて、モーニング娘。のひとりとしてがんばろうっていう気持ちになりました」

――そんな鞘師さんも今度のシングルが自身6作目、グループ通算で50枚目という節目になります。

鞘師「両A面なんですけど、2曲とも、どちらかといえばカッコいい系の曲なんですよ。今までになかったカッコ良さっていうか、つんく♂さんもよく『カッコいいだけじゃダメ、ちょっとダサイところがあったほうがいい』ってことをよく言っています。昔の衣装はすごいキメてたわけじゃなくて、ちょっとダサイ風にしてたんだよ、みたいな。そういう話も聞いたりして、今風のカッコいいっていうよりは、昔っぽいなって思う部分もあったりします」

「今回は50枚目っていうすごいキリのいい枚数だし。今までの先輩がたのことを思い返す感じっていうか、この曲について考えるとき、今までと考えかたがちょっと違うなって。この曲、このシングルに対しての気持ちだけじゃなく、今まで先輩がたが歌ってきた曲の流れでこの50枚目があるっていう気持ち、そういう感じがします」

――その昔からの流れのいっぽうで、今度は11期生も入ってきますね。

鞘師「今でもまだ実感がないっていうか、(11期生オーディションの発表が)ホントにサプライズだったんで。つんく♂さんがMCの途中に出てきたときには、出番を間違えたのかな? というくらい、みんな呆然としてたんです。(進行台本を)ちゃんと読んでなかったのかな、と思って(笑)」

「何か発表があるんだろうなっていう感じはしましたが、オーディションっていうことはまったく考えてなくて。9期が入ってすぐ10期が入ったし、この短い期間で新メンバーを募集するなんて絶対ないだろうなって思っちゃってたんで、ビックリしました。道重さんがリーダーになりますっていう発表だろうなって思って」

――その募集条件が、下が10歳からです。

鞘師「私が入ったときでも12歳だったから、10歳なんてホントに考えられないっていうか。(10期生の)工藤遥ちゃんと佐藤優樹ちゃんが入ったときも、自分のいっこ下なんですけど、『小学生なんだ!?』って思ったりとか。だから、10歳だと小学4年生? もう、どうなっちゃうんだろうって思っちゃいます」

「ちっちゃい子が入ってくるとちょっと不安になっちゃうんで、そういう部分では、ちょっと年齢が高めの人に入ってきてほしいなと思っちゃうんです。でもやっぱり、モーニング娘。として選ばれてくる子だし、それでモーニング娘。がもっといいグループになっていくんだったらっていう気持ちもあります。でもやっぱり不安もあるし、どうなるかわかんないです(笑)」

●関連サイト
モーニング娘。オフィシャルサイト

 

Amazonで購入

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります