どこで雨がどれぐらい降りそうかわかるiPadアプリに惚れた!
2012年06月22日 12時00分更新
『XバンドMPレーダ』
バージョン:1.3
App Store価格:無料
(バージョンと価格は記事作成時のものです)
急な雨降りで大事なのは、降水確率よりも、いつごろどの辺りでどれぐらいの量の雨が降るか。『XバンドMPレーダ』ならわかる!
降雨観測情報を閲覧 |
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XバンドMPレーダは、国土交通省がゲリラ豪雨対策の一環として提供中の降雨観測情報を閲覧できるアプリ。地図上の色が水色から紫色になるに従い、雨足は強くなる。「ディズニーシーは小雨だけど、スカイツリーはけっこう降ってる」的なことが一目瞭然だ!
アニメーションで雨の移り変わりが見られる |
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便利なのは、降雨の履歴をアニメーションで閲覧できる点。テレビのお天気ニュースで「雨の移り変わりを見てみましょう」と言っているアレみたいなヤツっす!
下部のスライダーをひとつ動かすごとに5分ずつ1時間前まで遡れる。雨の移動具合がわかるので、あとどれぐらいで雨が降り出しそうかなのか、または止みそうか、あるいはしばらく雨は降らないか、といった見通しが立てやすい。
てことは、雨が降り出す前に洗濯物を取り込もうとか、雨が止んだら夕飯のおかずを買いに行こうとか、雨宿りは20分ぐらいかな、とかを自分なりに予測できるってこと。イライラせずに済むね。
閲覧できる地域は東京だけじゃない。国土交通省が全国11ヵ所に設置している雨粒観測レーダーから半径約60キロメートルの地域もわかる。
なお、手動更新ボタンは非搭載だけど、地図はサーバーへの負荷を配慮し、約5分おきにそっと自動更新されるのでご心配なくー。
降雨量の色を薄くして写真地図を見やすく |
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競合アプリよりも便利と感じたのは、降雨量を示す色の濃さを4段階から選択できる点。地図も4種類から選べる。たとえば、地名や風景をリアルに確認しつつ降雨量を知りたければ“レーダー画像の透過”を“50%”に、“Google地図”を“地図+写真”にするといいッス。
大きな地域を見るときは透過オフが便利 |
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全体の動きを眺めたいときは“航空写真”と透過“オフ”の組み合わせがオススメ。こんな感じで見やすいよ。
ムムッ? と思ったのは、今いる場所の地図を自動で開けない点。地図上に現在地を青い点で示すことはできるので、東京にいるなら関東の地図、大阪にいるなら近畿の地図を開いてくれると助かるんだけどなー。
また、地図の切り替えがもう少しスムーズになってくれると、より直感的に雨の動きを把握できそうだね。
ゲリラ豪雨や梅雨に限らず、雨が気になる人は通年インストールだ! と書いていたら、筆者のところにも雨が降ってきそう(実話)。これから洗濯物を取り込んできます!
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『XバンドMPレーダ』
バージョン:1.3
App Store価格:無料
(バージョンと価格は記事作成時のものです)
(c) 2012 NextBusinessSystem Co., Ltd.
※このアプリはiPhoneとiPadの両方に対応しています。
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