手間はかかるけど、世界で1枚の自分だけの写真が撮りたい! そんな人にオススメなのが“自作レンズ”。ミラーレス一眼なら、レンズを外して前にかざすだけでも撮れちゃう。交換レンズは高価だが、自作レンズなら安価な材料でつくれるのもメリット。この夏の自作はレンズに決めちゃおう!!
今回はパナソニックのミラーレス一眼『GX1』を使用。材料はあくまでも目安。手元にあるものや用意できるもので、自分で試行錯誤してつくると楽しいぞ。ただし、自作はあくまでも自己責任で!!
■つくったレンズ(1)
ジャバラレンズ
●材料
黒いケント紙(A4)、ボディーキャップ、ルーペ(5倍)、遮光テープ、両面テープ、スチレンボードなど 合計1200円
↓ジャバラレンズの作例(クリックで拡大)
液晶画面を見て、ピントを合わせながらの撮影となる。被写界深度が浅く、ジャバラが可動してしまうため、微妙にピントがずれるが、ピントが合うと撮っててうれしい。
■つくったレンズ(2)
魚眼レンズ
●材料 ドアスコープ、レンズキャップ 合計 2860円
↓魚眼レンズの作例
↑お昼すぎの、くもりの横浜で撮影。レンズはパナソニック『H-PS14042』を使用。
※ドアスコープが、若干内側に飛び出すので、カメラレンズをを傷つけないように注意!
■つくったレンズ
マクロレンズ
●材料 ルーペ(10倍)、レンズ保護フィルター、両面テープ、遮光テープ 合計2700円
↓マクロレンズの作例
↑標準レンズでは最短撮影距離が20センチだったが、このレンズだと半分の10センチまで近寄って撮れた。
【撮影協力】
むし社(関連サイト)
■つくったレンズ
ピンホールレンズ
●材料 ボディーキャップ、アルミホイル 遮光テープ 合計578円
↓ピンホールレンズの作例
↑16時ごろの東京・銀座。光量が少ないため、ISO3200の高感度で撮影。
■つくったレンズ
望遠レンズ
●ボディーキャップ、望遠鏡キット、ルーペ、テープ、黒いケント紙 合計1880円
【比較:35ミリ換算28mmの作例】
↓望遠レンズの作例。船のマスト部分が写った。目測で35ミリ換算は約300~350mm程度。
全体的にボヤけてはいるものの、味のある作例が撮れた。安価でつくり込めばつくり込むほど、楽しい自作レンズ。この夏始めてみませんか?
ジャバラレンズほかのつくり方は『週刊アスキー7月10-17日合併号』を参照ください。
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55,540円
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40,752円
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