『EOS Kiss X6i』
●キヤノン(関連サイト)
●予想実売価格 10万円前後(6月下旬発売予定、18-55mmレンズキット)
↑外観はほぼ前モデルと同じ。だが中味が違う! |
まず、気になるのが、製品名の“i”。キヤノンによると、IntegrateやIntelligentの意味なのだとか。
前モデルとなる『Kiss X5』はしばらく併売されるとのこと。だが、『X6i』は容赦ない新機能をのせてきてます。
6代目にして、“初”という機能がてんこ盛り
★EOS初として
・ハイブリットCMOS AF
・動画サーボAF
・タッチパネル
☆Kiss初として、
・DIGIC5搭載
・常用ISO100~12800
・オールクロス9点測距
・秒約5コマ連写(最高)
などなど。中でも注目なのが“ハイブリットCMOS AF”。
↑新撮像素子。中央のところにハイブリッドCMOS AF適用エリアがある。 |
ハイブリッドCMOS AFは、同様の機能をニコンのミラーレス機『Nikon J1』にも搭載してますが、センサー内に、位置予測が早い“位相差AF”のセンサーを備えることで、センサー内で被写体の位置を予測して速いAFを実現。ある程度位相差AFをつかって、ピントをすばやく合わせつつ、最終的にコントラストAFで決める! といった流れ。
その位相差AFと、コントラストAFの2つのいいとこどりをしてるのが“ハイブリッド”の所以だ。
↑バリアングル液晶は継承。タッチパネルとなったのが◎。 |
また、速いCMOSを採用したことで、ライブビュー時のAFも高速化。X5で聞かれた“ジー”という音もなく、静かに動作してました。
撮影機能には、油絵や水彩風のエフェクトや、複数枚撮り&合成の夜間撮影、HDR撮影機能など、トレンドの撮影機能を装備。
動画撮影といえば、同時発表となったレンズにも注目!
『EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM』
●予想実売価格 6万8000円前後(6月下旬発売予定)
↑動画の頼もしいお供になりそう。 |
『EF40mm F2.8 STM』
●予想実売価格 2万3000円前後(6月下旬発売予定)
↑こっちは散歩のお供にも良さそう。厚さはキヤノン最薄の22.8mmで、重さは約130グラム。 |
どちらも製品名に“STM”がついてますが、これがミソ。“STM”とつくレンズは、“Stepping Motor”という静かに動くモーターを内蔵しているのが特徴。スムーズな駆動と小型化を目指した製品で、静かな挙動はまさに動画向き。
この『EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM』と『X6i』のキットが13万円前後で発売。って、動画撮りたい! って人はキットを狙いましょう!
撮像素子 | APS-C(約22.3×14.9mm)CMOSセンサー |
有効画素数 | 1800万画素 |
動画 | 1920×1080ドット(MPEG4 AVC/H.264、30p) |
ディスプレー | 3インチバリアングル液晶(約104万ドット) |
記録メディア | SDXCカード |
サイズ/重量 | 133.1(W)×78.8(D)×99.8(H)mm/約575g(撮影時) |
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61,300円
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