台湾・台北で毎年6月に開催されるPC関連の大型展示会、COMPUTEX TAIPEIの取材に今年もやってきました。去年はその際に「台北の秋葉原」と呼ばれる“光華商場”を訪問し、そちらを記事でご案内しました。
アキバ以上の品ぞろえ! 台湾台北の“光華商場”でスマホ三昧!!
スマホを見るなら台北・西門に行こう! |
実は台北には「スマホの巣窟」とも呼べる、スマホのお店ばかりが集まった別のビルがあるのです。それは台北の若者の街、西門にある“獅子林ビル”。スマートフォン好きならぜひとも訪れたい、このビルを今回は紹介しましょう。
ソニーストアはXperiaの新機種がずらり |
店内の雰囲気もいい感じですねぇ |
最初の写真にどーんと“SONY”の看板が見えましたが、この獅子林ビルの一角にはSONYの公式ストアが入っています。ここは以前はソニエリのお店だった関係から、いまもソニーの携帯電話関連を扱っています。
店内に入ると『Xperia ion』や『Xperia U』やら、日本未発売のXperiaシリーズがたくさん展示されています。もちろん全部SIMロックフリー。その場でお買い上げ可能なんです。
純正アクセサリーもいっぱい置いてあるのがうれしい |
これ買っちゃいました |
メーカーストアのいいところは純正のアクセサリーが豊富に揃っていること。Bluetoothのヘッドセットやバッテリー、またスピーカーなどはほかのお店ではなかなか買えないものばかり。
筆者もここでストラップにつけることができる小型のNFCタグ、『Xperia SmartTags』を購入しました。
ビルの外にはさらに各社のお店が並んでます |
さて獅子林ビルの魅力はソニーのお店だけではありませんよ。外に出てみるとサムスン電子やHTCのお店もずらりと並んでいます。さすが「台湾のスマホビル」、大手メーカーのショップが集結しているようです。
GALAXY S IIIが売ってるぞぉー!! |
ここもアクセサリーは豊富 |
では次にサムスン電子のお店に立ち寄ってみましょう。するとお客さんが続々と入ってきて店内はつねに混雑している状況。というのも『GALAXY S III』が発売されたばかりで来る客来る客みんなが奪い合い、なんて状況だったのですよ。
グローバルモデルはクアッドコアCPUを搭載し、NFCも載せてきているということで台湾でも人気が急上昇中。発売直後ですが在庫は豊富なようで購入している人も多く見かけました。
なおアクセサリー類は純正だけではなくサードパーティー製も在庫は豊富。GALAXY S IIIのケースもすでに取り扱っているなど、このあたりはオフィシャルショップの強みなのかもしれません。筆者もGALAXY S IIIを買いたくなってしまいましたがここは我慢我慢。
その奥HTCストアにはOneシリーズがいっぱい! |
続いてHTCのお店に行ってみると、店頭も店内も新しいスマートフォンのブランド、HTC Oneシリーズを強力にプッシュしています。もちろん既存の『Incredible S』やら『Sensation XL』などの人気モデルも展示中。Windows Phoneの『Titan』もしっかりと並べられていました。
なかは独立系のお店がいっぱい |
ビルの外側はこのようにメーカー系のお店が並んでいるのですが、なかに入ってみると今度はカウンターを並べた小規模な独立系のお店がたくさん入っています。
携帯関係のお店は1階だけに入っており、その数は30店舗くらい。端末販売店だけではなくケース屋や修理店、そして防水加工などをしてくれるお店もあります。
最新スマホは各社取り扱い中 |
古(いにしえ)の中古スマホたちも |
新品端末を売るお店は最新のスマートフォンももちろん扱っています。モノによってはメーカー販売価格よりじゃっかん安いものもあるなどお買い得品が見つかることも。
また台湾で販売されていない製品を輸入しているお店もあるなど、街なかの正規代理店にはない品揃えがこのフロアのお店の特徴にもなっています。
一方中古端末も最近はスマートフォンが増えてきています。1年くらい前の新しい機種だけではなく、数年前のレトロな製品はコレクション用に買うのもいいかもしれません。
ノキアのお店を内部に発見! |
さてフロアを一回りしてみると、海外では見慣れた青い看板を発見! ノキアのお店がありました。Windows Phoneにシフトしているノキアですが、LumiaシリーズだけではなくSymbianやフィーチャーフォンなど台湾で発売中の全モデルを取り扱っているとのこと。ノキアファンもぜひここを訪れたいものです。
今回購入したスマホはこちら |
台湾は携帯電話をSIMロックフリーで販売しています。そのためヨーロッパのようにプリペイド&SIMロック付きの格安スマートフォンがありません。それでも探せば1万円台の製品はいくつか見つかります。
今回は韓国SKテレテックの『W-S150』を購入。韓国では販売終了してしまったモデルですが、スタイリッシュかつエコモードを搭載という、大手メーカー品とは一味違ったスマートフォン。韓国以外ではほとんど見かけないレアなモデルでもあります。2万円をちょっと切るお値段でした。
この獅子林ビルは夜も結構遅くまでやっています。ちなみにソニーストアの閉店時間は22時。ほかのお店も同じくらいまでやっているので、夕食が終わってからもゆっくりと立ち寄れます。台北へ行くことがあれば、以前ご紹介した光華商場と合わせてぜひ訪問してみてください。
山根康宏さんのオフィシャルサイト
香港携帯情報局
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