ほかのメーカーが、“くさび型”で薄型化を目指しているのに対し、VAIOのウルトラブックは、使いやすさを重視して、一般的なノートブックに搭載しているD-Sub15ピンなどをすべて装備できるよう、フラットなボディー形状になっています。これにより、別途ポートリプリケーターを持ち歩く必要がありません。
ストレージはSSDではなく、500GBのHDDに32GBのキャッシュ用SSDを追加したハイブリッド構成。OS起動でもHDD搭載モデルの2倍速く、SSD搭載ウルトラブックに迫る速度で、十分な容量を確保しています。
ほかのVAIOシリーズと同様に、OSを起動していなくてもUSBから電源供給が可能。iPad2なども充電可能でした。
天板を開くとヒンジ部のゴム足が机にあたり、少しだけ浮く構造になっています。これにより、置いたままでもケーブル類が挿しやすくなっています。
WiMAXなどの高速通信機能はありませんが、『Office Home and Business 2010』が付属するのもおトクです。
●VAIO Tシリーズ11 SVT11119FJS
予想実売価格 11万円前後(6月9日発売予定)
CPU | Core i5-3317U(1.7GHz) |
液晶ディスプレー | 11.6インチ(1366×768ドット) |
メモリー | 4GB(最大8GB) |
ストレージ | SSD 500GB(キャッシュ用SSD 32GB) |
グラフィック | Intel HD Graphics 4000 |
光学ドライブ | なし |
公称バッテリー駆動時間 | 6.5時間 |
OS | Windows7 Home Premium SP1(64ビット) |
サイズ/重量 | 297(W)×214.5(D)×17.8(H)mm/約1.42kg |
●VAIO Tシリーズ13 SVT13119FJS
予想実売価格 12万円前後(6月9日発売予定)
13.3インチ(1366×768ドット)液晶を搭載。CPUやストレージ、オフィス付属などすべて11インチモデルと同じ。重量は1.6キロ。
●ソニー(関連サイト)
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