水深12メートル防水に2メートルの落下からに耐える耐衝撃性、耐低温マイナス10度、防塵設計まで備えるタフデジカメ。
『Tough TG-1』
●オリンパス(関連サイト)
●予想実売価格 5万円前後(6月中発売予定)
広角側で開放F2と明るく、室内のほか本領発揮の水中など光量が少ないシーンで活躍してくれる。タフっぷりだけでなく、旅行時などに便利なGPS機能に、フラッシュ横には撮影をサポートするLEDライトを装備。
撮影機能も、タフなのに人物の顔写真のメイクができる“ビューティーモード”や、フルハイビジョン動画、それにそれに~、触ってみていちばん注目したのが“マジックフィルター”の中の“ミラー”。
で、撮った作例はこちら!
↑上下でミラー。空が水面に映っているようだ。 |
↑写真の中央でミラー! 俺のターン! |
画像の半分で対照に反転させる“ミラー効果”。何を撮ってもおもしろい。
また、アウトドア向けで重宝しそうなのが、タップコントロール。
本体をたたいて操作することで、メニューからの設定切り替えや写真の再生が可能。上下左右面と背面で操作でき、背面をトントンとたたけば“決定”、左右をたたけばそれぞれの方向にメニューが動く。
↑たたく面によって動作が変化。ボタンは小さ目なので、タップで操作できるのはアウトドア時には心強い。 |
テレコン&フィッシュアイのコンバーターにも対応。
↑テレコンバーター『TCON-T01』。2012年夏発売で予想実売価格は1万円前後。 |
↑『TCON-T01』を装着。取り付けには専用のアダプター『CLA-T01』(予想実売価格2000円前後、6月中発売、写真の赤いところ)が必要。 |
↑フィッシュアイコンバーター『FCON-T01』(予想実売価格1万2000円前後、6月中発売)。こちらも装着にはアダプターが必要。 |
↑装着! 変倍率は0.74倍で、広角側で撮ると35ミリ換算で約18.5mmになる。 |
なんと、これらコンバーター自体も防水で、カメラに取り付けても防水機能は生きているのだとか。光学4倍ズームはちょっとさびしいが、テレコンをつければ、1.7倍の光学6.8倍相当になる。また、フィッシュアイを使えば泳ぐ魚を魚眼で撮る“魚×魚”の撮影も楽しめる。
画質面で不利といわれている、レンズが収納している屈曲光学系カメラだが、精細感ある解像感で、周辺部の像の乱れもわずか。
個人的にはド派手なカラバリがほしいな~とは思う(オリンパスさんお願いしますm_ _m)ものの、これからの海や山はもちろん、街中でも使いまくれそうな1台だ。
撮像素子 | 1/2.3型CMOSセンサー |
有効画素数 | 1200万画素 |
レンズ | 光学4倍ズーム、F2-4.9、35ミリ換算25~100mm |
動画 | 1920×1080ドット(30fps、MOV/H.264) |
ディスプレー | 3インチ有機EL(約61万ドット) |
防水/防塵機能 | IPX8/IP6X |
記録メディア | SDXCカード |
サイズ/重量 | 111.5(W)×29.1(D)×68.5(H)mm/約230g(撮影時) |
44,800円
10,782円
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