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カッコ良すぎるゲーミングノートPC GeForce GTX660M搭載『G75VW-91128V』

2012年05月28日 17時00分更新

G75VW-91128V
ASUSTeK
予想実売価格21万円前後(5月29日発売予定)
左側面
ASUSTeK
右側面
ASUSTeK
背面
ASUSTeK

■SPEC
ディスプレー:17.3インチ液晶(1920×1080ドット、NVIDIA 3D Vision2対応)
CPU:Core i7-3610QM(2.3GHz)
チップセット:Intel HM77
グラフィック:GeForce GTX660M(2GB)
メモリー:16GB(PC12800 DDR3 SO-DIMM 4GB×4)
ストレージ:256GB SSD、750GB HDD
光学ドライブ:BD-RE
通信機能:802.11b/g/n無線LAN、ブルートゥース4.0
インターフェース:USB3.0×4、HDMI出力、D-Sub15ピン出力、Mini DisplayPort出力、ギガビットLAN、SDXC対応カードリーダー
そのほか:サブウーハー付きステレオスピーカー、92万画素ウェブカメラほか
バッテリー駆動時間:約2.7時間
OS:Windows7 Home Premium SP1(64ビット)
サイズ/重量:415(W)×320(D)×17~52(H)mm/約4.2kg

キーボード
ASUSTeK
底面にはSDXC対応カードリーダー
ASUSTeK
ACアダプター
ASUSTeK
天板
ASUSTeK

 『G75VW-91128V』はASUSTeKのゲーマー向けブランド、Republic of Gamers(略称R.O.G.)シリーズのノートPC。グラフィックは、Kepler世代のミドルレンジGPU、GeForce GTX660Mを採用し、フルHD液晶は“3D Vision2”で明るく立体視対応と、NVIDIAの粋を集めたようなスゴイ奴なんですね。

 ステルス戦闘機を彷彿とさせる2発の背面排気口を備え、これだけで男心をくすぐる感じ。タッチパッドは高級機だけあり、クリック感は“コキッ”じゃなくて、“クンッ”という感じの、なんとも品のある押し心地。パームレストは冷たくもなく、熱くもないゴムと金属の中間ぐらいのようなちょうどいい手触り。

 とはいえ、デザインだけで財布の紐が緩くなるかと言えば、21万円前後という価格はなかなかにハードルが高いわけでして……。とりあえずまー、最新CPU&GPUの実力次第、ということになりますよね。

 と、ベンチマークに突入する前に気になった点で言えば、メモリー搭載量。16GBで、SO-DIMMスロット×4ということは、4GBモジュールがノートPCのくせに4枚も載っているのは胸が熱くなります。RAW現像どんとこい、フルHD動画編集どんとこいってな仕様であります。

 では早速イチバン気になるグラフィックまわりから、ベンチマーク参りましょう。

ASUSTeK

 3DMark11ではPerformanceテストで2551スコアーを記録。これはコアi7内蔵GPUの3倍以上の性能で、先日レビューしたTrinity搭載ノートの2倍以上という結果。モンハン大討伐ベンチでは1280×720ドットで8495スコアー、フルHDでも4503スコアーをマーク。

 ファンタシ―スターオンライン2ベンチマークでは描画設定3の1366×768ドットで計測したところ、4637スコアーとゲーミングノートPCとして性能十分。フルHDでは2022スコアーまで落ちましたが、フレームレートはほぼ30fpsを切ることはありませんでした。

ASUSTeK

 第3世代コアi7の性能は言うに及ばずだと思うので、SSDの性能をチェック。CrystalDiskMark3.0.1cのランダムテスト(1000MB、5回)を回したところ、シーケンシャルもランダム512Kも爆速でした。特にシーケンシャルリードは毎秒450MB以上と、かなり優秀。容量は256GBもあればたくさんゲームをインストールできるし、この速度なら読み込みで待たせれる心配も少ないでしょう。

 3D Vision2は要らないって人向けに立体視非対応の廉価版もラインアップするとゲーミングノートPC市場を刺激する存在になるのでは?と思う反面、飛びぬけて豪華な仕様のものを買ったときのプレミア感も捨てがたい。また、ゲーム中だとパームレストやキーボードまで熱くなるような無理している感もないし、そういった意味でデザインは刺激的なれど“品”のあるモデルだという印象です。

K55VD-SX3610
ASUSTeK
実売価格8万円前後(発売中)

■SPEC
ディスプレー:15.6インチ液晶(1366×768ドット)
CPU:Core i7-3610QM(2.3GHz)
チップセット:Intel HM76
グラフィック:GeForce 610M(2GB)
メモリー:8GB(PC12800 DDR3 SO-DIMM 4GB×2)
ストレージ:750GB HDD
光学ドライブ:DVDスーパーマルチ
通信機能:802.11b/g/n無線LAN
インターフェース:USB3.0×2、USB2.0、HDMI出力、D-Sub15ピン出力、ギガビットLAN、SDXC対応カードリーダー
そのほか:ステレオスピーカー、30万画素ウェブカメラほか
バッテリー駆動時間:約4.7時間
OS:Windows7 Home Premium SP1(64ビット)
サイズ/重量:378(W)×251(D)×21.7~31.9(H)mm/約2.6kg

 ゲームはやらないけど、パワフルな第3世代コアi7搭載ノートPCに新調したいって人には『K55VD-SX3610』がオススメ。HD液晶で4コア8スレッド動作の第3世代コアi7を採用ですから、ほぼほぼこなせそうですね。

●関連サイト
ASUSTeK

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