7月19日に発売となるネットワークレコーダー&メディアストレージ『nasne(ナスネ)』。500GBのHDDを内蔵し、3波チューナーを搭載する。
『PS3』や『PS Vita』、『VAIO』、『Sony Tablet』、『Xperia』といった製品と連携することはすでに伝えられていたが、発売まで2ヵ月を切って、メディア向けにその接続の様子が公開された。
↑nasneにつながる機器がせいぞろい! |
『VAIO TV with nasne』は、VAIO専用のアプリケーション。nasne単体とVAIOだけでの動作が可能。nasneは最大8台まで増設でき、最大8番組の録画予約が可能となる。nasneで保存した番組はBDやDVDへダビングが可能。nasne発売にあわせて、Windows7搭載のVAIOユーザーに無償で提供される。対応機種はまだ未定。
↑8台つなげて、8番組同時録画って夢が広がりまくりんぐ。 |
↑『VAIO TV with nasne』の画面。上のタブで切り替えする。 |
↑VAIOとの連携を披露。番組表の表示や録画の設定もサクサク。 |
nasneの特徴でもある、マルチストリーム配信に対応。たとえば、PS3とSony Tabletで同時アクセスし、それぞれの操作を行なっても、各機種の遅延は見られなかった。
↑『SONY Tablet S』とも連携。 |
また、会場では『Sony Tablet P』だけの機能として、上画面ではテレビを観つつ、下画面ではネットで検索する、などの機能も公開された。
↑『SONY Tablet P』。上画面でテレビ、観ながら気になった単語を下画面で検索。といった使い方がよさげ。 |
タブレットからは、nasneに対応した『RECOPLA(レコプラ)』で操作。ストリーミング視聴に対応しており、録画番組はもちろん、放送中の別の部屋で観られる。……番組争いがなくなるのは寂しい気もするが、ケンカしなくていいほうが家族円満になる。
スマホでは『Xperia SX SO-05D』と『Xperia GX SO-04D』を対応機種として紹介。タブレットと同様となるが、ソネットのGガイド.TV王国『CHAN-TORU』に対応。同じくストリーミング視聴に対応する。
↑スマホで外出先から録画予約をデモ。 |
また、今回は動く実機は用意されなかったが、会場内には『PS Vita』も展示。対応ソフト『torne for PS VIta(仮)』は年内のリリース予定だ。
↑会場に鎮座していた『PS Vita』。画面右下の鳥っぽいキャラがかわいい。 |
連携した機器での動作もサクサクで、ネットワーク経由である、ということは感じさせない。これは、効率よくデータを転送するために、DLNAとDTCP-IPを機能拡張して実現しているとのこと。また、torneと違い単体で動作するので、いちいちPS3を立ち上げなくてもそれぞれ対応機器から視聴や録画予約ができるのがとても便利。複数台つなげれば、その分だけ同時録画ができる。ということは、買うか買わないかというより、何台買うか! という悩みになりそう。
何台買います?
『nasne(ナスネ)』(関連サイト)
●ソニー・コンピュータエンタテインメント
●予想実売価格 1万6980円
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7,750円
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