中華Androidの完成度がヤバイ件【週間リスキー】
2012年05月18日 17時00分更新
魅力的な新スマホがau、ドコモから発売されて、目が移りまくりのジャイアン鈴木です。キャバクラに行ったときのほうが、まだ落ち着いた男です。キリッ。
そんな、すっかり浮ついているワタシにACCNが「少し落ち着け」と渡したのが、下の写真の箱でした。
| イカス! |
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ダンボールの地を活かしたデザインが超イカします。パッケージをよく見ると、『MSM8260』などとCPUの名前が描かれており、スペック表を兼ねたデザインになっているわけです。
パッケージをさらに入念に見ると“小米”と書かれています。ここでようやくわかりましたが、ACCNの手渡したこの端末は、中国で大人気で入手困難なAndroidスマートフォン『Xiomi MiOne』でした。どこで手に入れたのでしょう?
中華スマホや中華タブレットと言うと、“品質が大らかな”イメージがありますが、小米のスマホは日本端末に劣らぬ質感であると、山根博士も言ってました。逸る心を抑えて、さっそく開梱してみます。
| ケース付き? |
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| 背面ジャケ2枚同梱です |
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箱の中身は基本的に標準的な構成です。しかし、実は本製品には背面ジャケットが2枚入っています。黒とオレンジ、好きなほうを使えるわけですね。
| 電源オン |
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| 見慣れぬアプリが |
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起動画面はいかにもAndroid端末なのですが、ホーム画面は見慣れぬアイコンが並んでいます。Playストアがないですね。公式アプリを入れられないのだとすれば、ちょっと常用は厳しそうです。
| APNを設定 |
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| 日本語表示可能 |
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APNを設定してブラウザーで“週アスPLUS”を開いてみたら、あっさり日本語で表示されました。ACCNが大嫌いな中華フォントですけどもー。中華フォントと言えども日本語が問題なく表示されるのが、Android OSの懐の深いところです。
| “〜超市”がストアっぽいです |
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| “Google Play 商店”がある! |
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なんとかアプリを入れられないものかとアイコンをじっくり眺めていたら、“~超市”というのがなんかストアっぽい感じです。開いてみるとビンゴ! 独自ストアで、かつトップに“Google Play 商店”がありました。
| “Google Play 商店”をインストール |
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“Google Play 商店”こと“Playストア”さえ入れてしまえば怖いものはありません。
| 『MoreLocale 2』を…… |
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| 『ATOK』を…… |
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『MoreLocale 2』と『ATOK』さえ入れてしまえば、もう常用スマホとして使えます。
ただ、ひとつ注意点があります。
| グーグルアカウントが同期できない |
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グーグルアカウントを登録しただけでは、各種データを同期できないんですね。まあ、これは当たり前の話なんですけど、同期するデータを扱うアプリケーションをインストールする必要があるんです。
| Google謹製アプリをインストール |
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『Gmail』をはじめ、このあたりのギャラリー、カレンダー、連作先アプリをインストールします。すると……。
| 同期可能に! |
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グーグルアカウントに紐付くグーグル謹製アプリをインストールすると、同期が可能になります。ここ、大事なポイントです。
| なめらか〜 |
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ここまでくれば日本のキャリアから発売されているAndroidスマートフォンとまったく変わらぬ使い勝手です。独自ホーム画面もこのようなキューブ型エフェクトが採用されていたりして、ビジュアル的にも作り込まれていますし、動きも遜色ありません。
代表的なベンチマークプログラムのスコアを見てみましょう。
| Quadrant Standard Edition |
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| トータルスコア2557 |
| AnTuTu 安兎兎ベンチマーク |
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| トータルスコア5334 |
| Vellamo Mobile Web Benchmark |
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| トータルスコア1249 |
『Quadrant Standard Edition』と『Vellamo Mobile Web Benchmark』の他機種との比較を見てみると、『GALAXY NEXUS』を上回るパフォーマンスを記録しています。この結果にはビックリ。小米謹製スマホ、侮れません。
| カメラ画質もいーんです! |
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| ※MiOneで撮影した写真(2400×3200ドット)を縮小して掲載しています |
もともと小米は大手メーカー向けにカスタムROMを作っている会社とのことで、技術力は折り紙つき。カメラ画質なども、上に掲載した写真のとおり、なかなか自然な画質です。
日本の端末メーカーさん、うかうかしていると追い越されちゃいますよ?
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