LGエレクトロニクスの『Optimus Vu』(オプティマス・ビュー)は、スマホとしては異色となる縦横比4対3の液晶ディスプレーを採用した5インチ端末です。“読む”、“観る”を中心に使うなら、ビューをおススメしたいっ!
文庫本より少し小さいサイズ
↑左は文庫本、右は新書。文庫本よりわずかに小さいサイズしかない。
“観る”といえば、YouTubeです。一般的なスマホの場合、端末を横位置にして動画をフル画面表示しないと観た気がしませんが、ビューなら縦位置のままでフル画面じゃなくても満足。それも、横幅が広い4対3画面だからです。
それからマップ。一度に表示できる範囲が広いので、当然、一般的なスマホより検索性は高くなります。
ちなみに画面解像度が1024×768ドットのせいか、編集部のおじさん達は「懐かしい」と口々に言っています。10年前のCRTディスプレーの解像度ですねー。さらに「非常に見やすい」とも。見慣れたアスペクト比と、高輝度IPS液晶の効果です。
入力もオッケーですよ。『7notes』を標準でプリインストールし、手書き文字入力が可能です。
できることはグローバル版の発表以降、何度も紹介してきたので、あとは気になるドコモ版のサイズや外観を紹介しますね。
本体写真だけでは7インチタブレットのような印象があるかもしれませんが、片手で握れるサイズです。通話のため耳に当てると、小顔効果が得られます!
男性の手でラクに握れる |
↑男性ACCNの手でラクに握れますし、女性竹子の手でもふつうに持てました。 |
まずGALAXY Noteと比較 |
↑同じ約5インチ。Optimus Vuは768×1024ドット、GALAXY Noteは800×1280ドット。 |
さらにELUGA powerとも比較 |
↑同じ5インチですが、画面の縦横比の違いでサイズがこんなに変わります。 |
グローバル版の外観を絶賛していた竹子としては少々残念なのが、リアパネルです。
グローバル版はPRADA Phoneのような型押しレザーのようなテクスチャーをほどこしたプラスチックですが、ドコモ版はツヤテカプラスチックになりました。手のアブラが目立つんですよね……。どんなに麗しい女子でも、顔のアブラや手のアブラが付いて汚らしく見えてしまいます。面積が広いぶん、何回かクロスで拭かないとキレイにならない……。
ドコモ版の良い点は、リアパネルの塗装に粗いラメを仕込んだこと。多すぎず上品なラメが光を美しく反射します。
マイクロUSBポートのスライド式カバーや電源ボタンの色と質感は、PRADA Phoneとほぼ同じ。高級感があります。
下側面のネジやサイズ、見た目もPRADA Phoneに似ています。こういうね、細部へのこだわりが全体的な質感を引き上げるのです。
つまり、Optimus Vuは“買い”だと思うわけです! ぜひ、店頭で実物を見てみてくだされ。
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