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CTIA2012:LTEがたくさん! 各社最新スマホを山根博士が緊急レポート

2012年05月10日 16時30分更新

※5月10日21:10 HTC One Vの写真を追加しました。

 5月8日から米国ルイジアナ州ニューオーリンズで開催中の『CTIA WIRELESS 2012』。ここでは各社の最新スマートフォンが多数展示され、なかでも4G、LTEへ対応した製品が目立っている。本展示会に合わせて発表された製品を中心に、3メーカーの最新モデルを紹介しよう。

タフな防水スマホなどを発表した京セラ
CTIA2012:LTEスマホが多数登場! 各社の最新端末を山根博士が緊急レポート

 米国向けにAndroidスマートフォンを販売している京セラ。去年のCTIAでは驚きの2画面端末『Echo』を発表したのが記憶に新しい。今年の新製品も特徴的で、防水仕様とスライドフルキーボード搭載の2機種が発表された。なお詳細なスペックはこちらの記事を参照。

タフなデザインの防水スマホ『Hydro』
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 『Hydro』はIPX5/IPX7相当の防水・防塵機能を備えるタフなスマートフォン。OSはAndroid 4.0。CDMAに対応し米国のキャリアから発売が予定されている。

電池カバーはしっかりネジで固定
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 背面は滑り止め加工された電池カバーがネジでしっかりと固定されている。重量は120グラムとタフな外見にしては軽量だ。

ホールド感は悪くない
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 異なる樹脂素材の組み合わせで落下時の衝撃をやわらげている。12.8ミリと本体はやや厚みがあるものの、手に持ってみると握りやすい。日本での発売も期待したい製品だ。

スライドキーボードを備えるRise
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 横向きにスライドさせるとQWERTYキーボードが現われる。キーは浅めのクリック感でタイピングは心地よい。

閉じたサイズは『Hydro』に近い
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 キーボードを閉じればコンパクトなスマートフォンに早変わりする。こちらも通信方式はCDMAに対応。

『HTC One』シリーズやLTE端末を展示するHTC
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 HTCは2月のMWC 2012で発表した『HTC One』シリーズの3機種を展示。『HTC One X』はAT&TからLTE対応版として発売されたばかり。また『HTC One S』はT-Mobileから今月発売予定とのこと。デザインに特徴のある『HTC One V』はMetroPCSなどの地域会社からCDMA版として発売されるそうだ。

 一方、CTIA WIRELESS 2012に合わせて発表した新製品が『DROID INCREDIBLE 4G LTE』だ。Verizon向けのLTE対応スマートフォンで、端末デザインはOneシリーズではなくVerizonのDROIDシリーズを踏襲している。本体のところどころにアクセントの赤が見え隠れするのが特徴だ。おもなスペックはこちらの記事を参照。また4G対応製品としてSprint向けのLTE端末『EVO 4G LTE』も展示されていた。

Verizon向けの新製品『DROID INCREDIBLE 4G LTE』
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 4インチとディスプレーサイズはやや小型。本体デザインはHTC Oneシリーズとだいぶ異なっている。

赤いポイントがアクセントの背面
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 カメラ周りや本体下のBeatsロゴなど、黒一色の背面に赤いカラーがアクセントとして効いている。

Sprint向けとなる『EVO 4G LTE』
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 4.7インチディスプレーを搭載し、『HTC One X』とスペックは類似している。CDMA/LTEのデュアルモードに対応。

独特な背面のデザイン
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 カメラ周りを含む上側が光沢仕上げ、赤いラインをはさんで下側はつや消しと、同社の端末にはなかった斬新なデザインを採用。

AT&T向けの『HTC One X』
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 5月第1週にAT&Tから発売されたばかりの『HTC One X』はLTEに対応。なおグローバルモデルの『HTC One X』はクアッドコアCPUを搭載し3Gに対応しており、LTEとデュアルコアCPUの搭載モデルは『HTC One XL』となる。米国では1機種のみ発売のため、AT&T版はLTE対応ながら『HTC One X』として発売される。

T-Mobileから近日発売予定の『HTC One S』
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貴重な実機が展示された『HTC One V』
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本体下部が“く”の字に曲がったデザイン
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背面はマットな仕上げでBeatsのロゴも見える
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 『HTC One V』は米国ではCDMA版として、グローバルにはW-CDMA対応として発売される。また、米国ではキャリアごとに『HTC One』シリーズの異なるモデルを投入することから、欲しいモデルが自分の加入キャリアから販売されない場合、他キャリアへの移転を悩むことになりそうだ。

LGエレクトロニクスは4Gスマホの展示に特化
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 “4G LTE”と“True HD IPSディスプレイ”をキーワードに展示を行なっていたLGエレクトロニクス。ブースにはフィーチャーフォンの展示はなく、米国内で発売しているLTEスマートフォンや、参考出展としてグローバルモデルの『Optimus Vu;』などを展示していた。

 米国向けの最新LTEスマートフォンはVerizon向けの『LG Lucid 4G』、Sprint向けの『LG Viper 4G LTE』、そしてMetroPCS向けの『LG Connect 4G』の3機種。いずれもこの4月に発売されたばかりの製品とのこと。

 本体デザインはじゃっかん異なるものの、デュアルコア1.2GHzのCPU、4インチで480×800ドットの液晶、500万画素カメラと基本スペックは同等。3キャリア向けにそれぞれ異なるLTEの周波数に対応している。なお『LG Viper 4G LTE』のみNFCを搭載し、Googleウォレットの利用が可能とのこと。

『LG Lucid 4G』
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 Verizon向けのLTEスマートフォン。なお別売でワイヤレス充電キットも用意される。

『LG Viper 4G LTE』
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 後発でLTEを開始したSprintの最新LTE対応端末。NFCを搭載する。

『LG Connect 4G』
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 MetroPCSのLTE対応スマートフォンのなかでは最も低価格となる。3機種とも基本スペックは同等だが外見デザインはじゃっかん異なっている。

グローバルモデルの『Optimus Vu;』も展示
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 韓国LG U+が発売しているCDMA/LTE対応の『Optimus Vu;』も参考出展されていた。このサイズは米国の消費者にも十分受け入れられているようで、VerizonやSprintからの販売を望む来訪客の声も聞かれた。

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