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128GBで1万円台半ばの高速SSD買いはどれ?実力をベンチ検証してみた

2012年04月27日 11時30分更新

最近は容量120GBクラスのSSDが1万円半ばに落ち着いて買いやすくなりました。そこで、週アス的に気になる製品の性能を検証してみました。

注目は東芝製のコントローラーとNANDフラッシュを搭載したアイ・オー・データ製の『SSDN-3T120B』。さらに、前モデルのVertex3が長く最速の名をほしいままにしていた、OCZの新モデル『Vertex4』。そして、2011年末登場した、バランスのよいサムスン製『SSD830』の3機種のベンチを一挙に計測してみました。

まずは定番ベンチの『CrystalDiskMark 3.0.1c』で、ランダムテストデータ4000MBで計測。

SSDN-3T120B ●アイ・オー・データ
高速SSDはどれが買い?最新SSDの実力をチェック!
実売価格 1万4000円前後
SSDN-3T120B
高速SSDはどれが買い?最新SSDの実力をチェック!
VTX4-25SAT3-128G ●OCZ(販売 アスク)
高速SSDはどれが買い?最新SSDの実力をチェック!
実売価格 1万5000円前後
VTX4-25SAT3-128G
高速SSDはどれが買い?最新SSDの実力をチェック!
MZ7PC128HAFU-0Z000 ●サムスン 
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●実売価格 1万4000円前後
MZ7PC128HAFU-0Z000
高速SSDはどれが買い?最新SSDの実力をチェック!

続いてファイルコピー。
 

製品名 SSDN-3T120B VTX4-25SAT3-128G MZ7PC128HAFU-0Z000
1GBのファイルコピー(3回平均) 21.1秒 23.1秒 22.9秒

 

最後はOSの起動時間です。
 

製品名 SSDN-3T120B VTX4-25SAT3-128G MZ7PC128HAFU-0Z000
OSの起動時間(3回平均) 46.9秒 49.7秒 47.3秒

 

全体的に1段上の性能を見せているのがSSDN-3T120B。とくに書き込み性能の高さは優秀で、用途を選ばない偏りがない強さが光る製品です。期待のVTX4-25SAT3-128Gは、Indilinx製ファームウェアとMarvellコントローラーを組み合わせたの『Everest 2』の性能のせいか、伸びが今一歩。ただし、近々ファームウェアがアップデートされる予定とのことで、期待したいところです。サムソンは読み込み速度は毎秒500MB近くになり、決して遅くはないものの、全体的には最新のSSDN-3T120Bをワンランクダウンしたような性能となりました。

週刊アスキー自作増刊号では、第3世代のコアi CPUはもちろんのこと、『システムドライブ最強化計画』という記事で、最新SSDについてもみっちりベンチを測っています。

ぜひチェックしてくださいね!

検証環境は、CPU:Core i7-2600K(3.4GHz)、マザーボード:ASRock『Fatal1ty Z77 Professional』、メモリー:PC10600 DDR3 4GB×2、電源ユニット:ENERMAX『EPG600AWT』(600W)、OS:Windows7 Ultimate SP1(64ビット)を使用。AVCHD形式の動画ファイル3個とJPEG形式の画像ファイル1530個(約500MB)、テキストファイル12843個(約500MB)の合計約1GBのファイルをコピーした。

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