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ノートPCでも重量級ゲームを華麗にプレー、AMDのGPU『RADEON 7000M』シリーズ登場

2012年04月24日 21時01分更新

低消費電力化を測り、ワットあたりの性能を大幅に向上したデスクトップ用GPU『RADEON HD7000』シリーズが記憶に新しいところですが、続いてノート用GPUも登場しました。

RADEON HD7970M - ハイエンドクラス
RADEON HD7870M - ミドルハイクラス
RADEON HD7770M - ミドルクラス

RADEON HD7000M

2012年に入って、HD7600M、7500Mなどがすでに登場していましたが、これらは40nmプロセスの旧アーキテクチャーのもの。今回登場する3シリーズは28nmプロセスのまったくの新しい設計になっています。

PCIエクスプレスGen3対応などはデスクトップ用と同じですが、注目の機能は『AMD Enduro technorogy』。これは、ライバルのNVIDIAの『Optimus』とおなじで、CPU内蔵GPUとRADEON GPUを自動、もしくは手動で切り替えられる機能です。
アイドル時の消費電力を0W近くに抑える『ZeroCore Power Technology』と合わせて、バッテリー駆動時間を延長する効果が期待できます。

RADEON HD7000M
RADEON HD7000M
製品名 RADEON HD7970M RADEON HD7870M RADEON HD7770M
製造プロセス 28nm 28nm 28nm
SP数 1280基 640基 512基
コアクロック 850MHz 800MHz 675MHz
メモリークロック 4.8GHz相当 4GHz相当 4GHz相当
メモリータイプ 2GB GDDR5 1GB GDDR5 1GB GDDR5

 

気になるゲーム性能ですが、AMDによるベンチマーク結果を入手したので、見てみましょう。

製品名 RADEON HD7970M RADEON HD7870M RADEON HD7770M GeForce GTX675M GeForce GTX560M
3DMark11 Perfomance 5816
スコアー
3037
スコアー
2417
スコアー
3345
スコアー
2046
スコアー
クライシス2
画質設定:最高
89.7fps 48.1fps 41.2fps 66.8fps 39.6fps

 

HD7970Mと前モデルの最上位機種『HD6990M』を比べても、バトルフィールド3で65.9fps対40.7fpsで勝利。お手ごろ価格のノートに搭載しそうなHD7770は、スカイリムの高設定で36.9fpsと十分なパフォーマンスをもっていそうです。

対するGeForce勢は、“Kepler”世代の28nmプロセスGPUの製品版を搭載したノートが気になるところ。ノート用GPUの最強はどっちだ!?

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